今年もこの季節がやってまいりました (?)
2009年の美術観賞履歴を振り返ってみますと、
今年は、とりわけ多くのアーティストたちの作品に出合いました。
その数は、おそらく500人を遥かに超えていることでしょう。
そこで、今年僕が初めてその名を知ったアーティストの中で、
特に印象に残っている素晴らしいアーティストを、ベスト10形式で紹介していきたいと思います。
“blogの記事というよりは、備忘録?”
…という気もしますが、
まぁ、年末のプログラムなんて、大概そんなものです。
第10位 薮内正幸
武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されていた
“動物画の鬼才・薮内正幸の世界展” という美術展で、その名を初めて目にしました。
実は、薮内さん、
名前は目にしたことがなくとも、図鑑や動物園の案内板、絵本などで、
その絵は一度くらい目にしたことがある日本屈指の動物画家さんでした。
第9位 英一蝶
その名は、前から知ってはいましたが、
彼の作品を、ちゃんと観る機会は、今年に入るまでありませんでした。
植田まさしワールドな 《徒然草 御室法師図》 をはじめ、
面白作品とたくさん出会えた “一蝶リターンズ ~元禄風流子 英一蝶の画業~” 。
板橋区立美術館のおかげで、一蝶がかなり好きになりました。
第8位 マメンキサウルス
アーティストでも何でもなく、ただの大型爬虫類ですが (笑)
今年を振り返った時、
相当な衝撃を受けたなぁと感じた展示作品は、彼自身でした。
全長35メートル…って!
下手なアート作品よりも、
訴えかけてくるものがありました。
第7位 荒木十畝
荒木十畝。
『あらきじっぽ』 と読むことすら、最初は知りませんでした。
今年の夏に行ったアート企画…
『大東京めったに行かない美術館巡りツアー!』
で、訪れた講談社野間記念館で、彼の作品に出合いました。

とにかく、美しい日本画でした。
日本画の世界に、こんな素晴らしい作家がいたのですね。
荒木師匠と呼ばせて頂きたいです。
第6位 アイ・ウェイウェイ
森美術館で開催されていた “アイ・ウェイウェイ展―何に因って?” で、
その名を知った中国の現代アーティスト。
本物の唐時代の壺に落書き (?) してしまった 《コカコーラの壺》 や、
プーアル茶で出来ている 《茶の家》 など、
アイディア勝負なインパクトある作品が、彼の持ち味。
今後にも要期待です。
第5位 鴻池朋子
今年の夏に、
“鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人” を観て以来、すっかりファンになりました。
彼女のインスタレーションを観たいがために、
川崎駅に足を運んでしまったほどです。
第4位 メアリー・ブレア
毎年夏に恒例の東京都現代美術館のジブリorディズニー関連の美術展。
今年は、ディズニーを支えた女性クリエイターメアリー・ブレアにスポットを当てていました。
“ディズニーなんて、興味無いぜ”
と、無頼漢を装いながらも、いざ行ってみれば、
「可愛い♪」
を連発する始末。
まんまと、東京都現代美術館の策略 (?) にハメられ、
メアリー・ブレアのファンになって帰ってきました (笑)
番外編 阿部瑞樹
人生で初めてオークションで落札した絵です。
阿部君、今でも大事に飾っていますよ。
(オークションでの激闘の模様は、こちらに ⇒ http://ameblo.mom/artony/entry-10284401619.html )
第3位 セバスチャン・サルガド
アフリカの現実を、美しい写真で伝える写真家。
写真で、こんなにも心を揺さぶられたのは、初めての出来事でした。
僕が、東京都写真美術館の “セバスチャン・サルガド アフリカ” を訪れた時は、
もの凄く混雑していたので、今度はゆっくりとサルガドの写真と向き合ってみたいです。
第2位 柴田是真
三井記念美術館で開催中の
“江戸の粋・明治の技 柴田是真の漆×絵” を観て以来、大ファンに。
とにかく技術とセンスの両方がピカイチ。
今までは日本人作家の中では、若冲がダントツに好きでしたが。
いやぁ、若冲に引けを取らない作家が、日本にはまだいたのですね。
第1位 齋藤芽生
国立新美術館の “アーティスト・ファイル2009 —現代の作家たち” で、
完全に一目惚れしてしまったのが、彼女の作品。
こんな妖しくも特異な世界観を見せつけられたら…
「惚れてまうやろー!」
と (笑)
今年の10月には、
東京藝術大学大学美術館での “異界の風景 -東京藝大油画科の現在と美術資料-” で、
齋藤さん本人に、憧れの対面を果たすことが出来ました♪
本当に、振り返ってみて、いろいろな作家と出会った2009年だったなと実感。
来年2010年には、どんな出会いが待っているのでしょうか。
明日は、お待ちかねの (?) 、
“第1回 輝く!ここにしかない美術室大賞 『美術展賞』 ”
アートテラーが選ぶ、2009年の年間最優秀美術展は、何なのか?
乞うご期待!!















