無料で観れる 美術百選 《東京藝術大学(東京都台東区)》 | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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今回は、上野にて無料で観ることが出来る “近代彫刻の父” ことロダンの作品をご紹介。


「あ~、はいはい。アレでしょ、アレ」


そう思われた方も、多いことでしょう。

でも、今回ご紹介するのは、

おそらく皆様が思い浮かべているであろうコレ…


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-考える人



ではありません!

これは、国立西洋美術館の前庭で観られるコレクション品。

確かに、無料で観られるには、無料で観られますが、

それではこのblogで紹介するにしては、芸がありません。

僕は、ちゃんとその辺は考える人なのです。



実は、上野には、隠れたロダンスポットが。

その場所とは、東京藝術大学。

…と言っても、キャンパスは広いので、もう少し詳しく説明しますと。

藝大の企画開発品や、

藝大の先生の作品が売っている藝大アートショップの前です。


そこには、何とロダンの実質的なデビュー作品が!


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-青銅時代



無料で観れる 美術百選 035  オーギュスト・ロダン 作 青銅時代



オーギュスト・ネイトと言うベルギーの兵士をモデルに、

約18ヶ月もかけて作ったと言われる、ロダン渾身の等身大男性像です。

妙に悩ましげ。


この作品は、美術史では、ちょっとしたものでして。

1877年に発表された時に、彫刻界を激震させたと言われております。


Q 一体、 《青銅時代》 のどこに彫刻界が激震したのか。


…と言いますと、


A あまりにリアルすぎること。



リアルすぎて、非難を浴びるとは、何とも悲しい話。

ロダンは、 「どうせ、実際の人間で型でも取ったんだろ」 とまで言われる始末。


あまりの理不尽さに憤慨したロダンは、

この2年後に、実際の人間よりもかなり大きめなサイズの彫刻を作って、

型なんて取っていないということを、納得させた…というオチまで付いています。



そんな美術史上の名作が、美術館でもないのにポンと置かれているなんて。

さすが藝大としか言いようがありません。


せっかくなので、この名作を様々な角度でお楽しみ下さい。

右からの悩ましげ。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-青銅時代



左からの悩ましげ。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-青銅時代



後ろからの…何でしょう、このポージングは (笑) ??


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-青銅時代



まぁ、しかし、さすが彫刻の天才・ロダンの作品。

リアルです。
そんなリアルな裸の男性がキャンパスにいるってのも。。。

トランクスとか履かせた方が良いような。





<無料で観れる美術 データ>


東京藝術大学 (上野キャンパス)


住所:東京都台東区上野公園12-8


アクセス:○JR 「上野駅」 「鴬谷駅」 下車徒歩10分
      ○千代田線 「根津駅」 下車 徒歩約10分



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