今まで、数多くの美術展をご紹介してきた観シュランガイド2009。
その数、実に49件。
いやぁ、今年に入って、もうそんなに美術展に行っていましたか!
自分で、自分のバイタリティーにビックリです(笑)
まぁまぁ、それはさておき。
今までで49件ということは・・・そうです。
もちろん、今回は記念すべき50件目!
…なのですが、そのことをすっかり忘れておりまして。
今日は西千葉での用事を済ませたその足で、
50件目記念らしくもなんともない千葉市美術館に行って来てしまいました(笑)
↑何ともヒドい言いようですが、それは仕方ありません。
数年ぶりくらいに、千葉市美術館に行ったのですが、
“え~…こんな美術館だったっけ。。。” と、千葉県民として、非常にテンションが下がりました。
正直、他の県民に、あまり見せたくはない施設です。
東京の美術館と比べて劣っているのは、もちろんのこと。
先日、訪れた埼玉県立近代美術館にも、完全に負けてました。
東京に負けるのは、全然構わないですけども、
埼玉県にも負けるだなんて (泣) !
具体的に、美術館のどこにそんなショックを受けてきたのかと言いますと。
題して…
『こんな千葉市美術館には行きたくない!』
鉄拳風にお送りしてみます(笑)
・床が教室みたいだ
床が、学校の教室でよく見ていた木のタイルでした。そのせいで、全く美術館っぽくなかったです。
しかも、ワックスが “これでもか!” ってくらいに掛けられていて…。それは、もうピッカピカでした。
・空調がうるさすぎる
会場内で、 「グワァングワァングワァングワァン…」 という低い音が断続的に鳴り響いていました。
しかも、この音を出しているのは、今まで見たことないくらい大きなサイズの空調機。
跳び箱8段よりも大きかったです。
・休憩所が変だ
展覧会場内に “休憩所⇒” という張り紙があったので、休憩しようと、矢印の方向に進むと…
そこは、ソファーが1脚あるだけのごく狭いスペース。。。
しかも、ほとんど照明がついていない。。。
絶対、休憩できないと思ったので、そのまま引き返しました。
というわけで、千葉県民として、千葉市美術館にはショックを受けました。
今年の9月から改装するそうなので、それに淡い期待を寄せます。
さて、そんな千葉市美術館では、
6月21日まで “パウル・クレー 東洋への夢” が開催されております。
クレーをテーマにした美術展は、いろんな美術館で開催されてきましたが、
今回の美術展は、今までにはない、ちょっと独自の切り口のものでした。
それは、
『クレーは、東洋美術、特に日本美術の影響を受けていた!』
という切り口。
この作品は、日本の…
《北斎漫画》 の影響を受けていたのではないか!
といった具合に、
クレーの作品と日本の美術 (主に浮世絵) を並べて展示することで、
クレーが日本の美術の影響を受けていたことを明らかにしようとしていました。
それを観ての僕の感想を、ズバリ一言で言い表すなら…
『でっていうw』
クレーと日本美術の影響についてのパネルがたくさんあって、
その上、1枚1枚のパネルには、ビッシリと書かれていて。
そこまでして、証明したところでなんなのでしょう?
「クレーが影響を受けてくれて、日本人として誇らしい」 とか??
作品自体は、
“以前、そんな名前付けられた子供がいたよなぁ” と思いだした 《悪魔ちゃん》 という作品とか、
史上最強のパッチリお目目を持つ 《聖母像》 とか、イイものも結構あったのですがねぇ。
(上記2点の作品画像は、見つかりませんでした。あしからず)
全体的には、美術展と言うより、研究発表の場という感じで。
クレーの作品が本来持っている楽しさが、ないがしろにされているような気さえしました。。。
ただ、そんな僕の沈んだ気持ちを癒してくれたのが、
美術展の最後に展示されていた、その名も 《別れを告げて》 という作品。
“かっ…かわいい…かも”
この細長いヤツに、ちょっと癒されたので、

1つ星。

