国立西洋美術館に、東京都美術館、
東京国立博物館、東京藝術大学大学美術館、上野の森美術館…etc
これらの美術館に行くたびに、
当たり前のようにJR上野駅を使っていたわけですが…
4年目にして、ようやく気付きました!!
この駅にも、美術作品があったということを。
この “無料で観れる美術百選” シリーズを始めてから、
「美術品はねぇがー」 と、なまはげばりに街の至る所に目を光らせるようになりまして。
つい先日、アートテラーとして通い慣れた (?) 上野駅を通った時も、
念のために、目を光らせてみました。
すると、あったのです。
香川県に美術館がある、あの画家の作品が!
しかも、何とも巨大な壁画!!
見つけた瞬間は、
“あ、こんなところにもあった
”
と、テンションが上がったいうよりも、
“・・・えっ、何で今まで気付かなかったんだろう
”
と、テンションが下がりました。
さて、これをお読み頂いている方のうち何人が、
この上野の巨大壁画の存在に気づいていたのでしょうか。
無料で観れる 美術百選 016 猪熊弦一郎作 《自由》
│ 猪熊弦一郎(1902-1993)
│ 昭和期の洋画家。新制作協会設立会員。
│ 「絵を描くには勇気がいる」とよく口にし、新しいものへ挑戦し続けた彼の画業は多くの人の心を捉えている。│ 生まれ育った香川県丸亀市には、猪熊弦一郎美術館がある。
│ (丸亀市猪熊弦一郎美術館の公式サイト→http://www.mimoca.org/
)
皆様は、この作品を意識したことがありましたか?
こんなにも大きな作品なのに、僕は一度も気にしたことがありませんでした。
大きいとかえって、気づかないものですね。
何度も、その下の電光掲示板は、目にしていたのに。
『木の葉を隠すなら 森に隠せ』 というやつです。
(↑たぶん違う)
ちなみに、この写真を撮ったのは、“日本の美術館名品展” を観た帰りのこと。
実は、“日本の美術館名品展” にも、猪熊弦一郎の作品が展示されていました。
《顔31》
《自由》 と見比べてみますと、
両作品は、いたるところで、やはり同じ作者だなと実感。
ポップな感じの色合いとか、そして顔の造形とか。
「上野=北へ行くイメージ?」 からでしょうか、
壁画の左には、こんな人々が描かれています。
スキー客ですね。
でも、こんな長いスキー板を持ち込まれると、車内は相当迷惑ですよね。
いろんなモチーフが描かれていますが、
僕が一番好きなのは、中央に描かれたこちらの犬。
しかし、まぁ、スキー客がいたり、乗馬している人がいたり、
傘持ってる人がいたり、魚持ってる人がいたり…統一感の全くない作品です。
自由だ~!(笑)
<無料で観れる美術 データ>
JR上野駅
住所:東京都台東区上野7丁目
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