今回、自腹を切って借りてきたDVDはこちら。
■夢二人形
監督:山崎達璽
出演:渋谷育男, 中川静子, 小口絵理子
1998(2004劇場公開)/日本/38分
新鋭・山崎達璽監督が日本独自の官能美を大胆かつ繊細に描き、第52回カンヌ国際映画祭にも正式出品されたドラマ。
大正時代に活躍した抒情派画家・竹久夢二と、彼が愛した女たちとの愛憎劇の中で、人間の儚さとエロティシズムを映し出していく。 (「キネマ旬報社」データベースより)
「とりあえず。
とりあえず一つ言わせて下さい。
38分は、短すぎるだろ!
と。
38分しかないのに、他のDVDと同じレンタル代だなんて。
何だか上げ底されたような気分です。
・・・あ、これはTSU○AYAに対する批評ですね。
あい、すいません。
いや、映画に関しても。
やっぱり38分は短すぎるだろ、と。
竹久夢二という画家を描くだけでも、
38分という枠では、難しいところです。
それなのに。
夢二を愛した女性が3人 (たまき、彦乃、お葉) とも出てくるわ、
弟子の東郷青児は出てくるわ、川端康成も出てくるわ。
38分という短い時間の中に、
立ち替わり入れ替わり、いろんな人物が登場します。
なので、夢二を知らなければ、
誰と誰がどういう関係なのか、よくわからない。
しかも、ほとんど無名の役者さんばかりなので、
そもそも誰が誰なのかも、わからない。
なので、率直な感想としては、
夢二をはじめ、人物を誰一人描き切れていないなぁ、と。
でも、これは僕の推測ですが。
この監督は、端から人物を描く気がないような。
大正ロマンが描ければ、それでいいのかと。
とにかく、雰囲気重視な映画でした。
おそらく、監督の中では、
竹久夢二は、大正という時代のアイコンでしかないのでしょう。
画家としての竹久夢二は、二の次で。
この映画はカンヌで絶賛されたそうですけども。
それは、その大正ロマンな部分が、
「オー!ジパング!ファンタスティック!ゲイシャ!」
と、海外の方にウケたというだけの話ではないでしょうか。
というか、それ以外に、
カンヌの方々が、どこに絶賛するポイントがあったのかわかりません。
まぁ、でも、映像と音楽は、良かったです。
たまに、ハッとするほど美しい構図のシーンがあったり、
音楽もジャズのテイストで、品が良くて、ムードがあって。
あ、そうそう。最後に。
ほとんど無名な役者さんばかりでしたが、
川端康成は、斎藤恭央 (さいとうやすお) が演じていました。
…って、斎藤恭央って言ってもわからないですよね。
あれです。
桜塚やっくんです。
スケバンではなく、男として出ていました。
しかし、まぁ、お世辞にも演技は上手くなかったです。。。
がっかりだよ!!
(星1つ)」
~映画に登場する名画~
《黒船屋》

