140.回想日記~コメディ~ | Spring Breeeeze~♪

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1990年代前半の英国留学日記です。

書かれている内容はさも英国の常識、みたいな記述もありますが、あくまでも今から30年ほど前のことと捕らえてくださいませ。

現在の英国は随分変わっております。

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日本にいるときから、日本のお笑いに対してちょっと疑問を持っていました。

日本のお笑い、どうして人を攻撃して笑いを取るのかなー
どうして誰かが誰かを言葉、あるいは暴力(と、敢えて言ってしまおー)で笑いを取るのかなー
何で人がひどいことされているのを見て、笑うのがお笑いの王道なのかなー

そういう私も、多少はそういうのを見て笑ってたりする事もあるとは思うのですが
一般的な日本人がウケるほど、私自身はそれほどおもしろいと心の底から思っていなかったりします。
正直・・・・、おもしろくないのですものあせる


人を貶しめたり酷い事を言って、言われた人のリアクションなんかで笑うとか、、
人の頭をバコンと叩いたり、蹴ったり、男性同士に限るけれど服や下着を剥ぎ取ってみたりとか

あるいは自虐とか



わざとだから。
お笑いの世界だから、笑いを取るために。
お互い了承の中での事だから。

本当はいじめてるわけでもなく
そうやって攻撃されている側も、それをもって視聴者・観客がおもしろいと思ってみてくれるから、
「おいしい」役だと認識していて

だからいじめでもなんでもなく、
お笑いとして成立しているから



ということなんだろうなー



頭の固い人間になるつもりはないのだけれどあせる
(普段は面倒くさがり屋の柔~い奴なんですがー、私・・・・)


ま、いじめられた経験があるからそう思っちゃう、感じるんだろうなーとは分っているんですけどね笑い泣き


ukをはじめ
日本以外の多くの国の笑い、ユーモアって、
暴力ってあまり見ないし
人を酷く貶す事もないような

笑われる側といいますか、お笑いエンターティナーさんにも
人権・人格が確固としてあって
さも、おもちゃのような扱いを誰かからされることって、あまりないように思います。


例えば一番日本人にも分かってもらえそうな~
ローアン・アトキンソン氏扮するおまぬけなMr.ビーンは有名だけど
彼は誰かに馬鹿にされることで彼のおもしろさが成立するわけでなく、彼の演技力によるものかと

 

意外と誰かにばかにされるというシーンは私の記憶の中になくて、

人に迷惑かけたりしてまわりにうんざりした顔をさせたり呆れさせたり怒らせたりすることで、笑いを取ってるのですよ。



イケメンすぎる!」 別人になった『Mr.ビーン』の姿にファン衝撃 ...
 

アメリカだけど、かの「チャーリー・チャップリン」も
映画によっては確かに酷いことされるシーンもあるかもしれないけれど

やはり彼自身の演技による笑いの取り方だなぁと。

ukだけでなく、アメリカの番組を見ていても、
司会者が観客の爆笑を取っているのをよくみるけれど
あれも全てMCの話術

私がukで見た番組が全て、ひょっとしたらホストファミリーに管理されて、あまり悪質とuk人的に思う番組を見せないようにされていたとしたらこの限りではないかもしれない・・・・?
ケンブリッジではテレビは自室に独占していたし、少なくともあの時期はコントロールされていなかったと思うし・・・・

ukで見るいろんなクイズ番組、ドラマ、インタビュー番組、エンタテイナー番組、日本独特の人をけなして笑いをとる手法は見たことなかったと思う。

他のヨーロッパや中近東他、全ての国のお笑いを見たわけではないので断言できないけれど、ただ、本当にいろんな国の人たちと話したりする中で、おそらく日本以外のどの国の人も、あの日本独特のお笑いは成立しないのではないかと思います。

 

人権侵害に値する、というかあせる

近隣の韓国や中国のお笑いは、近いのに全く知らないのですが・・・
ぜひ知りたいですが・・・
あのお国の人柄的に、やっぱり日本のお笑い手法、ないような気もするのですが実際のところどうなんでしょうね。

少なくともukやアメリカのお笑い
笑いを取るエンターテイナーさんたち、
常にインテリジェンスを感じるのですよね。

実際、人を笑わせるのに長けている人ほど高学歴で賢い人だったりしますし。
日本のお笑いの方も、その傾向はあるのかもしれませんが。


私事ですけれど
我が家のダンナ様はいつも、親父ギャク連発
家族中「さぶー・・・」と冷たいまなざしか、スルー
かわいそうな彼なのですがあせる


いつもいつも、何かを聞いて瞬時に反応して切り返せるその技
間髪いれず噴出するおやじギャク
その連続技爆笑

本人には言いませんが、実はソンケーキョロキョロ

ukをはじめ海外のエンタテイナーの笑いの取り方って実は
日本で言う「親父ギャグ」的なものなんですよね
その時偶然入ってきた情報で瞬時に面白おかしく調理するって言う、そんな感じ

日本では親父ギャクで片付けられて、決して評価されませんが
海外ではこれが大うけ

それはきっと
単純におもしろいのと
加えて言い得て妙であること
だからそこにインテリジェンスエッセンスがあること
「うまい!」と思わせること

こういうことが
少なくともukでの「お笑い(?)」に必要不可欠要素なんだと思います。

ukがこうだから、というのではなく
もともと私はずっと昔から、
こういうユニークさが大好きだったので

日本のお笑い、帰国当時は特に久し振りすぎて、不愉快でチャンネルを変えてしまうほどでしたあせる

そんなわけで
「知的な言葉遊び」とでも言いましょうか
そういうのはとても好きです。


よくよく考えてみると
日本だって遠い昔
人を貶して笑うよりも
きっと「絶妙!」な「言葉遊び」こそ面白おかしく思っていたのではないかしら。
そんな言葉遊びが「歌を詠む」「和歌」だったのでしょうから。


ちなみに
私がいた頃のukは、とにかくクイズ番組が多かった。
日本もクイズ番組が過去に多かった時期があるけれど
ukのプログラムを見ていると、ああ日本、ukのこの番組からパクリましたねって言うのがたくさん見られました。

クイズ番組でさえ、U.K.は目がハート番組冒頭の司会者のMCでとりあえず(知的な)笑いをとってからスタート、って感じでね。

History of the Game Show - UKGameshows

今回は
頭がかたいわけではないんですがー
素朴に感じたukと日本の笑いの違い、でしたー

(しかも30年くらい昔の話ですからねー滝汗

 

 

 

 

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