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仲良し日本人のクラスメート、Mちゃん。
この学校に来て、すごくすごくショックを受けた、とのこと。
Mちゃんの以前の学校は非常に規模が小さく、先生も友達もファミリーも街自体も、とても小さなこじんまりしたアットホームに満ちている、というMちゃん環境だった。
ただ、学校はこじんまりで全体の人数が少なかったにもかかわらず、日本人が非常に多かったそうだ。
それが唯一の悩みだったとか。
そして次に選んだのが、ここケンブリッジの大規模学校というわけ。
確かにここは先生方も生徒もたくさんいて、日本人ばかりたくさんいる、という環境ではない。
Mちゃんの今のホストファミリーは、小さな子供がいる家庭なのだという。
でもMちゃん、小さな子は苦手らしい。
まして小さな子がしゃべる英語、特殊な単語もあるし、発音もなんだか聞きなれなくて、会話に困る。
(たとえば日本語感覚で言うと・・・足のことを小さい子は、「あんよ」と言ってみたり、手も「おてて」とか言う、ああいった幼児言葉の感覚、ね)
とにかく以前のアットホームとは真逆の環境にがっかりというよりホームシック、日本に対してではなく前の環境に対してのホームシックに陥ってしまった、と言う。
こうして話している時も、Mちゃん気持ちは実はシック状態らしかった![]()
なによりも
ここへ来てはじめて知って超ド級のショックだったことは
「どうやら自分は発音がひどいらしい」
という事実に気がついてしまったことだと告白。
「だってね、前の学校ではほとんどが同じ日本人だったから、私が英語で話しても理解できないって言う人はいなかったの。
毎晩ランドレディーとおしゃべりを楽しんでいたけれど、それほど聞き返されたり会話に困るシーンはなかったわ。」
と振り返った。
「でも、思い出したの。
学校の先生とか、少しいる外人と話すとき、聞き返されることがあった。
先生からはそんなに頻繁ではなかったけれど、それはきっとあの学校が日本人の生徒が多いから、今思うと日本語なまりを先生方が慣れていたせいだったと思う。
でも外人の生徒達は違ったわ。
よく聞き返された。
でもそれ、私、相手の英語のレベルが低いからだと思っていた。
確かにクラスレベルは私より低い子ばかりだったから。
日本人は、筆記はヨーロッパやアラビック系の子より、かなり点数取れるでしょ?
だから、私、最上クラスだったの。
だからよけい、そう思い込んでいた。
それと
ランドレディーとも最初は聞き返されたりしたけど、それも時が経つにつれて全然そんなこともなくなっていったから、私は上達してるんだと思っていたわ。
よくおばさんにも聞いたのよ、『私の発音はどお?悪い?』って。
そしたらおばさん、Mはとてもきれいに上手に話しているわよって言ってくれてたのよ。
シュリ笑うだろうけれど、私むしろしゃべれる方だと思ってたの。
発音には自信があったの。
だからこっちへ来て、何であんなにみんな、私の話すことを理解してくれないのか不思議で仕方なかった。
それに、自分が入ったクラスが最上級のクラスでなく、もっと下のクラスだなんて本当にびっくりしたわ。」
「ただ、すぐに分かった。
最上級クラスの子達って、『えっ、この子達ネイティヴじゃないの?』って言うくらい、発音も話している英語の文法、言い回し、速度も完璧だぁ~!って、私なんか足元にもおよばない!って思ったわ。最上級クラスって、こうなんだーって。」
前半は・・・聞いたことあるような内容だなって思い聞いていた。
えーっと、あっ、デビーと同じ事言ってるなって。
後半は、こちらに来て私が感じたことと同じことだなって。
「ねぇ、ところであのアラビックの女性、知ってる?」
Mちゃんの説明を聞いていると、それは彼女しかいない・・・
「彼女としゃべったのよ、
そしたらね、全然彼女に私の英語、通じなかったの。
何度も何度も聞き返されて、最後は『ゴメンナサイ、申し訳ないけどあなたの英語が何しゃべっているのか理解できないの。ゴメンナサイね』といわれたの。
でもさぁ、彼女の英語も大概聞きにくかったのよ~。
アラビックなら前の学校にもいたけれど、慣れているけれど、それでも彼女のは聞き取りにくいわ。
あの聞き取りにくい英語を話す子に言われちゃうなんて、憤慨だわ。
ねぇシュリ、あなたはあの子の英語、聞き取れる?」
・・・ジジのことだった。
「んー
確かにアラビック英語は聞き取りにくいよね、私も前の学校では聞き取れなくて、トラぶったこともあるし・・・
まぁでもアラビック英語に関しては、かなり想像力働くようになったからねー。
ジジは、私のハウスメイトなのよ。
いろいろある子だけど・・・
でも発音に関しては、ハウスメイトで話す機会も多いから慣れているって言うのもあると思うけど、私は問題ないわ。
私の英語だってキレイでないし、彼女も聞き取りにくいなと思っていることはあると思うしねー」
「デモさ、彼女の話す英語が私よりきれい、ってことないでしょ?」
「んー・・・私は日本人だから、Mちゃんの英語は分かりすぎるくらいわかっちゃうでしょ?
だから比べることなんて出来ないよねー」
「それでも・・・」
と、話は続きかけたけれど、何かのタイミングでその件に関しては、その時は終わった。
よかった。
やっぱりこの学校、
規模が大きいことでちょっと圧倒される。
私がここへ来た時と同じようなことを感じているのだと思うと、私だけではない気がしてちょっとほっとした。
でもMちゃんはいいよ、私がいたじゃん。
まぁたいした頼りにもならないけどさー。
それでも外人の友達(知り合い程度?)を最初に紹介してあげたりしたしね。
等と心中考えていた![]()
そして
彼女が一番ショックを受けた、発音・・・
本音を言うと、
ごめんね、Mちゃん・・・
Mちゃんの英語は同じ日本人の私が聞けば、ちゃんと全て言いたいことはわかるよ。
でもね、今までいろんな母国語の子の英語に触れてきた経験を元に私的に思ったのは・・・・
日本人以外の英語を母国語としない国の子が聞いたら、かなり聞き取りにくいだろうなと想像できた。
(ごめん)
ジジよりましだろう、とのことだったけれど、第三者的に考えて、おそらくジジの英語の方が分かりやすいのではないかと思った。
ボーンマスのハミッドよりもはるかにきれいな英語を話すジジ。
Mちゃんの以前の学校のアラビック達も、わりとキレイな英語を話す人達だったのではないだろうか。
だけど
ただでさえショックを受けていて、しかもジジよりは私は絶対ましだと自負している様子が伺えて、私の本音はとても彼女に言える状況ではなかった。← The 日本人マインド~
はっきりものを言う彼女だけど、実は繊細。
そんな彼女に今以上のショックを与えるなんて、してはいけないことのように思ったし。
でもきっと、そのうち自分で気がついていくかなぁ~と。
そして、人のふり見てわが身を直せ、と私も戒めた。
「これでよし」と思ったら、そこで成長は止まるもの。
勘違いよりも実は、止まってしまう事のほうが怖い。
Mちゃんに対して一番罪深いことをしたのは、Mちゃんが大好きだったMちゃんのexランドレディ。
そのおばさんはきっとMちゃんのこと大好きだったから、傷つけることは出来なかったのだろう。
長期語学留学
たまに病院のセカンドオピニオンではないけれど、学校・環境変えてみるのも成長する手かもしれないね。
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