北八ヶ岳 白駒の池へ ②
①からの続き。
『北八ヶ岳ロープウェイ』に行った後は、ペンションのおかみさんおススメの『白駒の池』に行ってみる事にしました!
途中の道はほとんど車が走っていなかったと言うのに、駐車場はめちゃくちゃ混んでいました。
北八ヶ岳の広大な原生林の中に、満面に清水をたたえた神秘的な湖があると言う。
これほど人氣のある『白駒の池』って、いったいどんな所なんだろう?
わくわく💓
ここが入り口↓
『白駒の池』は、標高2,100m以上の湖としては日本最大の天然湖で、国道299号線沿いの駐車場から歩いて約15分程度で行けるのだそうです。
入り口を入ってすぐに別世界の光景が広がりました‼️
この辺りは、大自然そのままに原生林が連なっており、その中に一歩踏み入れば、この世とは思えない神秘の世界‼️
ここは、519種類の苔が生息する「苔の森」なのだそうです。
まるで、屋久島に来たみたいです!
湖までの歩道の回りは、樹齢数百年の時を刻んだコメツガ、トウヒ、シラビソの原生林だそうで、地表はまるで緑のジュウタンを敷きつめたようになっていました!
美しい苔😍
遊歩道が整備されていて歩きやすかったです。
駐車場から緩やかな登り坂を約15分歩くと白駒池にたどり着くそうです!
15分って歩くと結構ありますが、こちらは夏場でも平均気温20℃前後なので、汗もかかずに氣持ち良く歩いて行けます。
混んでいた駐車場の割には、歩いている人は少なかったです。
この場所から道がふた手に分かれました。
私たちは、左手の『青苔荘』の方面から行く事にしました。
キノコだぁ!
ホントにもののけの森みたい!
だいぶ歩きました。
すると、ようやく湖が見えて来ました!
結構大きな湖でした!
ここから、ぐるっと『白駒の池』を一周することにしました。
湖の周りは、こんな平均台のような板の上を歩くのです。
『白駒の池』に青空が映り込んでキレイです。
周囲1.35kmの湖をぐるっと1周すること約40分。
ようやく、『白駒荘』の辺りに到着しました。
あとは、元来た整備された広い木道を10分歩いて駐車場に向かいます。
帰り道は下りだから早いのね↓
『白駒の池』の名前の由来は、地元の民話に由来しているのだそうです。
昔、地元の恋仲だった男女の悲しい物語に関わった白馬(白駒)が池名の由来だそうですが、別の伝説もあるようです。
今日は、最後にその伝説をご紹介したいと思います。。
白駒池と女神の伝説
茅野から八ヶ岳を越えて佐久へ通ずる道中、中山峠に賽の河原というところがあります。
中山峠は現在は登山者の道として知られている程度だが、その昔は大勢の人の往来があった峠であった。
そこに、長者と美しい娘が住んでいました。
大変な山の中でありましたが、二人は、峠を越える旅人が苦しんでいるとき泊めてやり、助けてやりました。
ある日、長者が病にかかり寝込んでしまい、容態はどんどん悪くなるばかりでした。
娘は昼も夜も忘れて看病しました。
ある朝早く、長者は娘をよんで「わしの命は、もう二、三日の命だ、幸せに暮らせよ。」そう言いました。
娘は、あまりの悲しさに泣きつづけていると、外からしきりに戸を叩く音がしました。
激しく叩くので開けてみると、一頭の白い馬が手紙をくわえて立っていました。
手紙には、「わたしは、八ヶ岳に祀られている女神です。」
「あなたのお父さんの命はお終いになっているが、お父さん思いのあなたの願いをきいて、命を延ばしてあげましょう。」
「この白駒に乗って黄色い花の咲いてるところを探し、そこへ、お父さんを連れていき養生させなさい。望みがかなっても家に戻っては行けません。」
「同じように病氣で苦しんでいる人がたくさんいます。」
「その人たちをここに連れてきて救ってあげなさい。」と書かれていました。
娘は手紙の通り、白駒に飛び乗りあちらこちら探しました。
白駒は矢のようにすごい速さで山をかけ登り、谷を下り、崖をよじ登り、岩を飛び越え、八ヶ岳中探し続けましたが、どこにも見あたりませんでした。
しかたなく、とぼとぼと引き返り、硫黄岳の辺りまできたときです。
大きな岩のかげのところに、黄色い花が一面に咲いているのを見つけました。
それは硫黄の湯の花でした。
父さんを連れてきて、小さな家を建てて、ここで病氣を治すことにしました。
黄色の湯の花を熱いお湯に浸し、そのお湯をお父さんの体につけてやりました。
すると、女神の言葉通り、長者は日一日と良くなり、もとの元氣な体を取り戻しました。
娘は、女神の手紙の約束通り、ここに残り病氣の人を救おうと思っていました。
でも、しばらく生活していたが、この場所は暮らしにくく、病人を連れてきて救ってやるのはとても大変で、悪いと思いながらも前の家へ帰ってしまいました。
それから、しばらくは何事もなく過ぎました。
ところがある日の夜明け、おもての戸を叩く音とともに、白駒が現れました。
娘は、すうっと、ひとりでに馬の背に乗せられました。
白駒は山の頂きの方へどんどん駆けました。
やがて、林で囲まれた静かな池のほとりの大きな岩の上に立ちました。
白駒は山中に染み込むように一声いなないたかと思うと、娘を乗せたまま池の中に飛び込んで消えてしまいました。
それから、この池を「白駒の池」と呼ぶようになりました。
そして、女の人がこの池に顔を映して洗うと、たちどころに長者の娘のような美しい顔になると伝えられています。
<転載終わり>
どちらの伝説も、悲しい物語ですね。
引き込まれそうな広い湖には、ありそうなお話です。
青い湖に映る白い雲が、まるで白馬のようだと感じました。
③に続く。。







































