金子みすゞさんの詩、「星とたんぽぽ」に

「みえぬものでも あるんだよ」
というフレーズがあります。

ただ、目に見えないと
普段は意識されにくいもの。

「ある」ということすら
知られない場合もあるのです。

-----------

今回ご紹介する絵本は、こちら。

ヨーレのクマー
宮部みゆき 作
佐竹美保 絵
KADOKAWA


クマ―は、怪獣です。
クマ―は、ずっとこの山に住んでいます。
フィヨルドを見下ろす、この山が大好きです。

高い山は、クマ―の家。
丸いフィヨルドは、クマ―の庭。

フィヨルドのそばには、
ヨーレの町があります…



宮部みゆきさんの小説、
『悲嘆の門』の作中で描かれた絵本が
現実に絵本化された作品。

 

 

 

 

夜が来ると、悪い怪獣たちが
ヨーレの町に忍び込もうと
やってきます。

クマ―は悪い怪獣たちを追い払い
ヨーレの町を守っています。

ですが、町の人たちは
クマ―のことを知りません。

クマ―は、体が透明なため
町の人たちの目には見えないからです。

ある日、悪い怪獣を追い払ったとき
クマ―はけがをして
大事な角も折れてしまいます。

すると
透明だったクマ―の姿は
周りに見えるようになり
クマ―自身、大きく戸惑いました。

クマ―の姿を偶然見てしまった町の人は
「怪獣だ!」と驚き、恐れます。

そして、クマ―が町を守っていたとは
全く知らないままに
ある行動に出るのです。


見えないものが見えるようになる。

それは一見、
いいことのように思えます。

ところが
この作中で展開するのは
あまりにも悲しい現実。

この結末に対して
 あなたはどう感じるでしょう。

時間を置いて読み返すと
また違った感想が生まれるかもしれません。

 

 

【金子聡子公式メルマガ】

 日常の中での気づきや心地よさのヒント、イベント等のご案内を優先的にお届けしています。

         ↓ ↓ ↓ 

 

 

-----------------------------

 

金子聡子LINE公式アカウント


気軽な1対1トークが可能です。

 

友だち追加