着物に接しているうちに
何が描かれているかが
気になるようになりました。
描かれている文様(もんよう)、
特に、昔から使われているものには
それぞれに意味があって
とても興味深いのです。
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今回ご紹介する絵本は、こちら。
『うれし たのし 江戸文様 (たくさんのふしぎ傑作集)』
熊谷博人 文・絵
福音館書店

お祭りの日に出るおみこし。
担ぎ手のはっぴには、
町内ごとの印や
縁起のよい絵が染められています。
この印や絵を「文様」といいます。
このような文様は、
いつごろできたのでしょう…
日々の生活で使う着物や道具などに
一般的に文様が使われるようになったのは
江戸時代のことだそうです。
この本では、主に
江戸時代の1年間のくらしと
文様の関係性が
くわしく紹介されています。
なかでも
小さな穴を組み合わせた形で
極めて細かい柄を単色で型染めしている
「江戸小紋」の柄が
数多く登場しています。
以前、「伊勢型紙」で有名な
三重県鈴鹿市の白子(しろこ)を訪れ、
私も「型彫り」の体験を
したことがあるのですが
まあー難しいこと!
3cm四方くらいの
花の形を彫るのでも難しかったのに
この本で紹介されているような
ものすごく細かい文様のためには
どれだけの技術と集中力が必要か
想像するだけでクラクラします。
また、素晴らしい技に加えて
遊び心たっぷりなのが
江戸時代の文様のおもしろいところ。
「おなら」の文様なんて
想像できますか?
これが、実際にあるんですから
驚きですよね!
文様は、美しいだけでなく
人々の願いや楽しみも表現されています。
一つひとつをじっくり見ながら
あなたのお気に入りの文様を
見つけてみてはいかがでしょう。
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