2025年の締めくくりに
「五方良し」、すなわち
「作り手良し、売り手良し、買い手良し、社会良し、未来良し」
これらを具体的にことばにしています。

「作り手」の想いを知り
「売り手」の情熱に触れる。

これらを通じて
身の回りにある物たちの見え方が
ちょっと変わってきたかたも
いらっしゃるかもしれません。

今回は「五方良し」の三つ目、
「買い手良し」についてお話します。

*****

あなたは、お買い物をした後に
どんな気持ちになりますか?

私は一時期
「いかに安く買えたか」
「いかにコスパが良いか」に
こだわっていて、


レジを通るときに
「安くてラッキー!」と思ったり
お得なセットを探し回ったり。

もちろん、それも一つの喜びです。

ですが
お得だと思って買った
セットの商品の半分ほどが
結局使わないままになっていたり

安い、と思って買ってみたら
見えない部分が腐っていたり
などということもあります。

その時、私の心は
本当に満たされていたのでしょうか。



今の私が考える「買い手良し」は

欲しいものを手に入れた瞬間、
そして、それを使うたびに
自分の心がふんわりと温かくなること。


2016年のある日
私は、地元のカフェで開催されていた
絵本作家かめおかあきこさんの絵本
『わすれものをとどけに』の
原画展に行きました。

わすれものをとどけに (Forest Books)
かめおかあきこ
フォレストブックス

 

わすれものをとどけに (Forest Books)



それぞれの原画と
絵に添えられているストーリーを見たとき
私の中に衝撃が走りました。

この絵本に描かれていること
これはまさに
私がすべて経験してきたことだ…

何度も何度も会場を回って
原画とストーリーを見ながら
私は涙が止まらなくなり

この絵本を、
もっともっとたくさんの人に紹介したい!
と思ったのです。



このような感覚は、
私が絵本を買うときに
必ずどこかにあるものです。

私にとって絵本を買うことは
単にお金を払って所有する、
という作業ではありません。

作り手が込めた想いを
私が受けとる。

その対価として支払うお金は
作り手が次の作品を生み出すための
「応援のエネルギー」になる。

そう思えるとき
私は、「買い手」として
温かなエネルギーの循環の
一部になっているのだと感じます。


 

「買い手良し」の状態とは
買った側が
「この買い物をして本当に良かった」と
自分を肯定できる状態です。

そのためには、
私たち「買い手」の側にも
少しだけ”心の余裕”が
必要かもしれません。

◆「本当にこれが好き?」と自分の心に聞いてみる

◆便利さや流行ではなく、自分の「心地よさ」を基準にする

◆支払うお金を「ありがとう」の形として手渡す


私たちは、”買う”行為を通して
「どんな世界で生きていきたいか」を
選んでいます。

私たちが「良いもの」を喜び、
正当な価格で受けとることは
その素晴らしい技術や想いを
この世界に残していくことにつながります。

「買い手」である私たちは
決して受け身の存在ではありません。

あなたの選択一つひとつが
作り手を励まし、
売り手を元気づけ、
そして何よりあなた自身の毎日を
豊かに彩っていくのです。

今日、何かを購入するとき
それを手にした後の
「自分の心地よさ」を
ちょっとだけ想像してみてください。

そして、支払うときに
「私の元へ来てくれてありがとう」
と、心の中でつぶやいてみる。

そのとき、あなたの心には
きっと満たされた感覚が
生まれていることでしょう。

 




次回は、この幸せの輪が
もっと外側に広がっていく
「社会良し」についてお話します。

 

 

 

☆金子聡子の情報はメルマガを中心に発信しています

 

誰かのことばに 

ふと救われたことはありませんか?
メルマガでは、

私が日々の中で気づいた

小さな出来事を綴っています。
「そうそう、私もそう感じてた」と

思える瞬間をご一緒しましょう。

 

 

-----------------------------

金子聡子LINE公式アカウント


気軽な1対1トークが可能です。

 

友だち追加