イベント三昧の週末、
報告の二つ目は
11月9日(日)の「ムーミン読書会」です。
山形県南陽市のブックカフェ、
「ひめしゃら文庫」を会場に
ムーミン小説を1冊ずつ
読み込んできた読書会。
今回で8回目を数えます。
今回取り上げたムーミン小説は
『ムーミンパパ海へいく』です。
トーベ・ヤンソン 作
小野寺百合子 訳
講談社
トーベ・ヤンソンさんが51歳のときに出版された、
この作品の雰囲気は
ほかのムーミン小説の世界とは
少し違っています。
読書会では、その違いが
どこから来ているのかが
話題になりました。
”ムーミン大好き石黒百合子さん”の
広くて深い知識の数々から
トーベさん自身の経験や父親の性格、
島で暮らすことの憧れと
実際の島暮らしのエピソードなどが
さまざまな資料を通して語られ
小説の世界が
より立体的に浮かび上がってきます。
それぞれのキャラクターが
これまでの作品とはちょっと違う側面を
見せている部分について話し合ったり
「でも、リトルミイはブレないね(笑)」
と、みんなで笑ったり。
翻訳の小野寺百合子さんに関する
時代背景を含めたお話や
「海」をテーマにした
詩の朗読もあり
多角的な視点から
ムーミンの世界を深堀りしていく
興味深い時間でした。
もちろん、今回も
ムーミングッズにあふれた空間だからこそ
じっくりと世界観にひたることが
できたのだと思います。
ムーミン小説も、残り1冊。
『ムーミン谷のなかまたち』という短編集を
2回に分けて読み込みます。
来年の春、また
深く語り合えるのが
今からとっても楽しみです。
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