少し前の話になりますが
ある人から激しく非難されたとき
「どれだけ私の顔に
泥を塗れば気が済むの」
と言われて
・・・・は??
と、固まってしまったことがあります。

私には、そんなことをしている自覚は
全くなかったのもありますが
固まってしまった理由は
「私の顔に泥を塗った」
という表現が
私自身の会話のレパートリーの中に
存在していないものだったから。
もっと言えば
幼少期からこれまでの
私の人間関係の中でも
そのような表現をする人がいなかったから。
ショックというよりも
想定していなかった表現に
キョトン、としてしまった
というほうが近いでしょうか。
それから少し冷静になって
考えたのは
私に、そのことばを言った
その方ご自身が
「私の顔に泥を塗った」と
何度か言われてきたのだろうな、
ということです。
自分の中にないものは
表現することができません。
理解していないものは
語れないのです。
つまり
どんなことばを使っているかで
その人の「環境」が分かる。
私が今、接している
小学生の中には
二言目には
ゲームの中で敵を倒すときの
衝撃音を使う子どもがいます。
何かあるとすぐに
「めんどくさい」という子どもがいます。
水屋で順番をゆずると
「ありがとうございます」と
すぐに言う子どもがいます。
そのことばを使うのは
そのことばが使われる環境にいるから。
では私は、
どんなことばを使っているのだろう。
それを見つめ直していくと
自分がどのような環境にいたいのかも
見えてくるかもしれません。
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