「ちょっと変わってる人」
子どもの頃から
そう言われることがありました。
どうでもいい話がつまらなくて
一人でいるのが好きで
じゃまされると火が付いたように怒って
そのくせ淋しがり屋で
一言でいうと
「めんどくさい人」です。
これじゃあダメなんだ
そう思って
一生懸命周りに合わせようと
がんばってみましたが
そうすればするほど
自分が何をしたいのか
何を考えているのか
分からなくなり
周りから人が
離れていきました。
今でも私は
「めんどくさい人」ですが
私がそのままでいるほうが
不思議と孤立しないのです。
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今回ご紹介する絵本は、こちら。
『たいせつなこと』
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
レナード・ワイスガード 絵
うちだややこ 訳
むこうがわが
すけてみえること…
1949年にアメリカで出版されてから
ずっと読み継がれている作品。
日本では、2001年に
内田也哉子さんの初翻訳で
出版されました。
コオロギ
スプーン
雨
りんご など
私たちの日常にあって
だれもが目にするものが
それぞれどんなものか
その「もの」にとって
大切なのは、何か が
短いことばで表現されています。
ここで言われている
それぞれの大切なことは
作者の視点であり
「いや、こうじゃないかな」
という別の考えも
あることでしょう。
それが、いいんです。
この本は
ちょっと立ち止まって
自分の感覚や考えを見つめ直す
きっかけを与えてくれます。
最後のページには
「あなたにとって
たいせつなのは」
という一文があります。
あなただったら
その先に何と続けるでしょう。
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