D N Aで分かるまで。<26>
講演会、無事終了。
ドジャースの優勝戦の日、しかも連休中日、博物館はあいも変わらず来館者の少ないこと。それでもこの度の催しは、最高の結果をもたらしてくれました。
2010年以来、所在不明であった縄文遺跡の出土遺物が、やっと出てきたという知らせが入ったのが今年6月頃、喜多方市で知らされました。とても嬉しく、今度こそ失われないようにと、作戦を考え、そのものズバリの講演会を催すことにしました。とあるお方のアドバイスを受けての決断でした。
初め単独開催を意図していたところ、博物館の要請で学会所属の研究者を立てて欲しいとの要請があり、ならばと日本天文学会に講師派遣を依頼しました。初めの方にはご遠慮申し上げ、奈良出身京都大学出の教授が福島大学におられたので、お願いしました。
こちらのテーマは何せ「縄文の鏡」という、世界でも類例を見ない初出の考古学的発見なので、反論異論百出は想定内、むしろ講義を共にして下さる教授のキャリアを害さないかの方が心配でしたが、宇宙論を専攻するその教授も「ビックバン宇宙」のその「前葉」を研究中とのこと、勝手に、似たもの同士と考えることとして、始めさせて頂いた次第。これが解明あるいはそのいとぐちでも見つかったら、即刻ノーベル賞は間違いありません。そのような期待を抱かせてくれる教授でした。
「卑弥呼」は日食が起きた後に亡くなったことが知られていますが、その日を天文学で割り出した学者がおられ、最近もそのことでその学者の後輩にあたる国立天文台の研究者が、7,200秒差を割り出して話題になっていました。
講演会にて
文科省は、2019年から2023年まで相当の予算を使って「天文学との連携にもとづく考古学・古代史学研究法の構築」を全国の大学に研究委託をしていましたが、その成果をまだ見る機会は訪れてはおりませんが、講演会では少しばかり教授に触れていただきました。『A I』(Gemini)では出なかった答えです。
講演会の案内ポスターを作成しているときに、ふと安井算哲と北極星のことをお見出したました。彼が、北極星も僅かながら動くのを発見したのは、それを竹筒を覗いて観察した時だったということを思い出したのです。
「遮光器土偶」の「目」は、ひょっとしたら紫外線除けの遮光板ではなく、夜空の星々を観察するための「メガネ」では、との思いがよぎったのです。
それで、ゴーグルを求めて作ってみました。眼球とスリットとの間隔は必要でレンズとは異なります。今はブルー・ムーン、来年の夏には少しばかり期待できる結果が出るかもしれません。
来場者の方々には、こころより感謝申し上げます。
