「もしもFES渋谷2025」:災害時の備えを、楽しく学ぶ一日

 防災の日を前に、代々木公園で開催された「もしもFES渋谷2025」に行ってきました。猛暑の予報で気温はなんと40度近く。そんな中、無事にたどり着けたこと自体が奇跡かも…!
8月末の猛暑の中、代々木公園で開催された防災イベント「もしもFES渋谷2025」に行ってきました。予報では気温40度近くという厳しい状況でしたが、会場には医師や看護師も常駐(とうか紹介の一部)し、暑さ対策もしっかり。今だからこそリアルに体験できる、防災の大切さを実感する一日となりました。

 代々木公園といえば多国籍フードフェスの印象が強いですが、今回の「お勉強系フェス」も新鮮。NHKのブースをはじめ、解説や体験展示が充実していて、渋谷らしい発信型イベントだと感じました。

 

 会場はほどよくゆったりしており、その分出展者の方とじっくり話ができたのも良い点。非常食の試食やローリングストックの実例紹介など、実用的な知識を楽しく得られました。

「使わないで済む」が理想。でも「使ってみたい」工夫が満載

 展示されていたのは非常食、非常用トイレ、キャンプ用品、消火器など。
どれも「備えておくに越したことはない」ものですが、実際に触れるとその工夫に感心。

仮設トイレもさまざまなタイプを展示。こちらはキャンピングカーみたいなタイプ。

こちらはトラックの荷台に乗せるタイプ。
 中は広々&洗面台付きで快適。これなら避難所でも安心。災害時だけでなく、イベントなどでもこのトイレを派遣してほしい!
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ライフラインが止まった時に役立つのがキャンプ用品

 基本的な非常用のセットはもちろんの事、より居心地よく過ごせるための準備についても解説もあれこれ。「100均のもので良いや」とケチってしまうのは使う予定がないだろうとタカをくくっている今だからこその感覚。いざという時の快適さ追求は精神的にも避難生活が変わってくるようです。

 非常用とはいえ日本人にとってウォシュレットは大切、と思ったら、こちら、イタリアのメーカーの出品でした

 日本の消火器は使うと粉まみれなってしまうので使うのを躊躇する人が多い中、こちらは酸素を断つことで消火する仕組み。かなり小さいので冷蔵庫に張り付けておくと良さそう。

 スマホの温度が上がってしまって途中でカメラが使えなくなってしまったのですが、避難時はスマホが使えなくなったら恐いです。こちらはメーカーのサイトからですが、このトイレ、薄いプラ板を組み立てるだけなのに100kgまでの人が使えるそうです。そして、便座が想像以上に柔らかくて快適。中には弁袋がセットできるんですが、これはゴミ袋とペットシートでも代用できそう。さすがに便座まではいただけませんでしたが、弁袋セットを頂戴したので、さっそく我が家の防災バッグにしまいました。
 プレゼントも充実!段ボール家具やドリンクなど

 段ボール製の椅子やテーブル、非常用トイレの実物展示に加え、ドリンクなどのプレゼントも多彩。来場者への気配りが感じられて、暑さの中でも楽しめる工夫が随所にありました。
 段ボール製の椅子やテーブルは実物展示だけでなく、そのままプレゼントしてくれる太っ腹ぶり。ドリンク配布や非常食の試食などもあり、楽しみながら学べる雰囲気が漂っていました。
 代々木公園のイベントのネックは日当たりが良すぎること。今回のステージはショーではなく講演会中心ということもあってか、たぶん舞台上部が見切れるであろう天幕を設置。これがあるとないとで大違い。

 さらに、会場内各所にもこの仮説の屋根が設置されているんですが、なんと四隅からミストが噴き出す仕掛けになっていて、涼しいんです。真夏の避難所にこれがあるとものすごくありがたいです! ちなみに朝・夕の炊き出しカレーは瞬時に配布終了。防災と同時に“食の力”の大切さも感じられる瞬間でした。




もしもFES渋谷2025
開催日時:
2025年8月30日(土)・31日(日)/10:00〜17:00
(入場料無料・ペットOK)

開催場所:
代々木公園イベント広場・ケヤキ並木
公式サイト: