「この人、巨匠になるんだろうな」と思わせるピアニストに出会いました最近、来日公演が増えていて、今月はN響でのコンチェルト演奏もあったグローヴナーがヤマハホールに登場です。。「ここ数十年間に頭角を現した最も重要なピアニストの一人」の看板に偽りなしです!
ヤマハホールは世界一YAMAHAピアノが魅力的に聴こえるホールで、天井が高いのでfffはタップリ響くし、それでいて333席というラグジュアリーな空間なので弱音も全席に響くとあって、蛍嬢の注意も「本日は静かな響きのコンサートなので物音にご注意ください」でしたが、客席の集中度も高く、最後の無音(日常生活で体験できそうでなかなかない!)までも全員で堪能。ホールが良くて、ピアノが良くて、ピアニストが凄い、今まで聴いたこともない響きに感動。ピアノ好きのためのコンサートでした♪
コンサート序盤で、あまりに繊細な弾きっぷりに「こんな演奏、目標にもできないわ」とのけ反ってたら、いきなり呂律の回らない演奏になって「あ、忘れちゃった」と演奏中断。いったんは弾き直すものの「楽譜見てくるわ」と舞台袖へ退散。その瞬間「すごいピアニスト」が「身近なお兄さん」に代わって、私も緊張から解放されてリラックス。表現力で勝負!の前半と、華やかに駆け抜ける後半、そして、ピアノの能力(グローヴナー自信の能力も!)を存分に聴かせるアンコールと、プログラムも充実。戦争ソナタ、全楽章で聴きたかった♪♪♪←凄かった!!!
【プログラム】
R.シューマン/花の曲 変ニ長調 Op.19
幻想曲 ハ長調 Op.17
M.ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」
(アンコール)
・J.S.バッハ(A.ジロティ編):前奏曲 ロ短調 BWV855a
・S.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番「戦争ソナタ」 Op.83より 第3楽章
・M.ラヴェル:水の戯れ
・R.シューマン(B.グローヴナー編):夕べの歌 Op.85-12




