昨年、近代美術館で三つの美術館がそれぞれのお題に対して自慢の作品を見せあうという展覧会を開催していましたが、今回はサンディエゴ美術館vs西洋美術館の展覧会です。サンディエゴ美術館からの作品はほとんど日本初公開とのことなんですが、何だか「久しぶり!」という気分になったのはなんでだろう??? 最近の美術館は学芸員の方による解説が充実していますが、今回はそれとは別にほんの一言、吹き出しのようにコメントが添えられてるんです。「勝負服!」とかわかりやすくてよろし(たまに、解説がわけわからないって展覧会あるでしょw) 

 

 タイトルがキャッチ―でわかりやすいのですが、いかんせん、ルネサンスから19世紀絵画まで、世界各国の作品を並べるので、楽しいけれど、ハイライト版って感じ。この感覚、長大な小説を3時間にまとめたミュージカル『レ・ミゼラブル』を観ている時に近いかもしれません。リピートしたらさらに楽しい!?

 

 展示作品はそう多いわけではないけれど、企画展示室に納まりきれなかったのか、サンディエゴ美術館からレンタルされた作品のいくつかは常設展エリアで展示されていました。せっかくなので、常設展も覗くついでに「常設展示、どこから見るか?」な気分でこちらも鑑賞。常設展示、たいていスルーしてしまうけれど、新規購入作品(SNS投稿不可マークがついていたりしました)も加わるし、展示されている作品も差し替えられていたりするので、たまには覗かないと、ですね。

 

 それはそうと、西洋美術館はル・コルビュジエの設計です。つい最近、ル・コルビュジエ展を見ているので、作品だけでなく美術館自体も鑑賞対象。バリアフリーじゃないし、天井低いし、トイレは階段で地階まで行かなければならないし、企画展示室なんて狭い階段を上ったり下りたりさせられるし、改めて「使い勝手の悪い建築家」と個人的にはブーイング。

 

【展示構成】

第1章:ルネサンス

 1.ゴシックからルネサンスへ

 2.ヴェネツィアの盛期ルネサンス

 3.北方ルネサンス
第2章:バロック

 1.スペイン

 2.イタリア、フランス

 3.フランドル、オランダ
第3章:18世紀

第4章:19世紀

 

【会期】
2025年3月11日[火]-6月8日[日]
【開館時間】
9:30~17:30(金・土曜日は~20:00)
※入館は閉館の30分前まで
【休館日】
月曜日、5月7日[水](ただし、3月24日[月]、5月5日[月・祝]、5月6日[火・休]は開館)
【会場】
国立西洋美術館 企画展示室
【観覧料】
一般2,300円、大学生1,400円、高校生1,000円
前売券
一般2,100円、大学生1,300円、高校生900円

【主催】

国立西洋美術館、サンディエゴ美術館、日本経済新聞社、TBS、
TBSグロウディア、テレビ東京
【協賛】

大日本印刷   
【後援】

アメリカ大使館
【協力】

日本航空、西洋美術振興財団
【特別協力】

Manifesto Expo

【巡回】

2025年6月25日[水]—2025年10月13日[月・祝] 京都市京セラ美術館