(ゼクシィ・カットイラスト 万年筆 コーヒー 書類 今夜の恋するイラストレーションNo.148)
こんばんは。恋するイラストレーター、Akihisaです。
今夜の恋するイラストレーションNo.148、昨日に引き続きゼクシィのカットイラストから。
「書類とペン」という短いお題で描いた一枚です。
ざっくりとしたカットイラストですが、雑誌や本のカットイラストって、それ単品で自己主張させればいいというものでもないし、細密に上手ならいいというわけでもないので、誌面全体の中でどう見えるか、どういうポイントでどういう使われ方をするのか、文章やブックデザインとのバランスはどうか、というのがやはり重要になってきます。
だから僕は必ず、文字や他のデザインのレイアウト見本を見せてもらってから描くようにしています。
どんなイラストなら合うかなと思って。
と、自分のいい加減なイラストを正当化しているみたいですね。
そういうわけじゃないですよ。
あはは。
というわけで今日のブログ、「本当に眠いのは誰か?」
前振りの文章とはまったく関係なくてすいません。
昔、僕が長いあいだ演劇をやってたという話は昨日もしたし、これまでも何度かブログに書いてるんですが、役者として参加するだけでなく、自分でプロデュースしてやった公演が2回あります。
一つは「法王庁の避妊法」
もう一つはアガサ・クリスティの「ねずみとり」
どちらも有名な作品です。
自分で「やろう」と言い出して、参加する役者やスタッフを口説いて集めて、スポンサーをつのってお金を集めて、関係筋には協力を依頼して、稽古場を確保して、会場をおさえて、チラシやチケットデザインをデザイナーに依頼して、プロの音楽家に格安で曲を作ってくれるよう頼んで、というなんでも屋みたいなプロデュースをしつつ、役者としても舞台に立ちました。
そのとき、たまたま縁のあった声優の平田広明さんが稽古場にひょこり顔を出してくれたことがあります。
平田広明さん、結構有名な声優さんです。
ジョニー・デップの吹き替えを数多くやっているし、「ONE PIECE」のサンジ、ゲーム「ファイナル・ファンタジーⅫ」のバルフレアの声とか、その他たくさんの舞台でも活躍してらっしゃいます。
→ 平田広明さんの詳細はこちら
その時の稽古の後、平田さんがこんな話をしてくれた。
「稽古の時、『眠くてしょうがない』って隣の奴が言っていて、その時ちょうど俺もすごく眠かった。
駆け出しの役者なんかみんなバイトかけ持ちだし、運良く(悪く?)役なんかついた日には本当に忙しい。
そのうち隣のそいつ、うとうとしはじめた。でも俺はすぐに出番があったし寝れなかった。
稽古が終わったあと、そいつが『ああ眠かった』って言ったんだ。
でも眠かったのは俺だろ?だってお前は寝てたじゃないいか」
平田さんが冗談めいた口調でその時そう話してくれたとき、聞いていたみんな(僕も)笑ったけど、あとで考えてみると、なかなか含蓄深い言葉だったなと、あれから10年たった今も、僕は時々思い出します。
「眠かったのは俺だろ?」
本当に眠いのは誰か。
僕は、本当に眠かっただろうか?
それではまた ☆
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