大は小を兼ねる!? |  女性建築家のくらし

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  港区麻布十番で、建築設計事務所を主宰している一級建築士です。9歳の息子と一級建築士の夫と3人家族です。

物が多いので、、、お家が片付かないので、収納をたくさん!
というご希望はいつの時代も変わらずに多いように思います。

そこで収納の「大は小を兼ねる」のか!?ということについて、
ちょっと考えてみました。

実際には「兼ねる」とも言えるし「兼ねない」とも言えるのですが(笑)
それぞれには「コツがある」気がします。

「大は小を兼ねる」ときというのは、蔵や納戸、倉庫など広いスペースがある場合。
捨てられないけれどほとんど使わない、
滅多に使わないというものが多いときに非常に便利です。
いわゆる「保存」を目的としてい場合には、有効なんですね。
その「保存」するのは「管理」されていなくても気にならないもの。

この時の「大」である蔵や納戸は、きっと住む方の「安心感」なのだと思います。
だから、ただただ「保存」しておこうという空間に余裕のある場合におすすめです。
今の日本では、ぜいたくな空間ですけれどね。

逆に「大は小を兼ねない」のは、そこにあるものを日常的に活用する場合、です。
「活用」するためには、使いやすい状況を保ちたいので、
空間が大きくても使いにくければ、意味がなくなってしまいます。

例えば、棚の奥行きひとつにしても、奥行きが深ければいいという訳ではなく、
もののサイズや使い勝手にあった浅さや深さがあるのです。
モジュールという言い方をすることもありますね。
そのあたりがライフスタイルや価値観に合っていると、とても心地よく感じられます。

注意点としては、ライフスタイルや価値観は変化するので、
フレキシブルに対応できる余力を残しておくこと。

そのあたりが、腕の見せ所なんですけれどね(笑)