【鬼滅の刃】20巻 コミックにしかない楽しみとバンドワゴン効果 | マンガ心理学って何だろう

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サブカルチャーを中心に心理学と結びつけた話を書きます。
「マンガ心理学」の確立に向けて頑張りたい。

お疲れ様です。
 

緊急事態宣言が解除され、なんとなく活気が戻っている地域もあるようですね。

ですが、第2波、第3波に襲われないよう、注意していきたいですね。


罹患された方々の早期回復、医療従事者・対応をされている方々が十分なサポートを受けられることを祈っています。

この状況、皆で乗り越えていきましょう!
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鬼滅の刃が本誌で完結を迎え、SNSでは賑わっていますね。

 

吾峠先生は女性だからなんだとか。

 

吾峠先生の偽アカウントができて何万ものフォロワーを得たとか。

これ、アカウント切って1ヶ月以内に復活すると、名前を変えてもフォロワーはそのままだそうです。

アカウントの売り買いも出ているという話も聞きました。

 

SNSは、言うなれば匿名の世界。

本当にその人かどうか、わかならいですよね・・・

複数の情報から探らないと。

なかなか簡便だけど困難な世の中になりました・・・・

 

因みに、「匿名」であることは、攻撃性を増し、普段しないような行動をとることに繋がると、幾つかの心理学の実験で明かされています。

ジンバルドー(色々問題があった方ではありますが)は、

没個性化理論を拡充させまました。

 

群集または集団では多くの人々が個性という感覚を失い、行動に対する自主規制と内面化された道徳的抑制を払い除けるという状態のことである。

(「犯罪心理学, P.188)

 

自分だとわからなければ、何でもありで、誹謗中傷、正義を振りかざす正義中毒・・・匿名アカウントのSNSでは繰り広げられていますね。

偽アカウントで何かしようというのも同様です。

 

私は、吾峠呼世晴先生には賛辞しかない。

本当にお疲れ様でしたと思う。

どこかで読んでいたので女性だと思っていましたが、

だからなんなのだ。

女性でもいいでしょう。

 

駆け抜けた4年。やりきった感を持っているといいなと感じています。

だから、中傷の言葉や偽Twitterの件は残念に思ったのです・・・

売らないでね、アカウント。。。

 

さて、話を戻します。

『鬼滅の刃』は年内まで㉑-㉓巻が出る予定。

楽しみです。

特装版は予約してあります(笑)

 

20巻のこと。

まだ、色々あります。

コミック版と本誌の違いは幾つかありますが、コミック版には本誌ではスペースがなく掲載されなかったことが載っていることは、大きな魅力だと感じています。

 

その1つが、話の終わりに描かれる事後談のような挿絵。

いつも、面白いと感じますが、20巻のものは、本誌の続きになっていて、楽しいです。

 

例えば、170話の冒頭に、善逸を担ぐ村田と上弦の弐との戦いを終えた伊之助・カナヲが出会う「奇跡の合流3秒前」の絵があります。

 

これ、奇跡の合流を果たしたことは本誌にはなく、勿論、170話そのものにも出てきていません。

シリアスな話で戦いが続いている場面なので、差し込んでないのでしょうね。

それが、後ろ絵(話が終わったページの裏)に掲載されています。

 

「奇跡の合流(を果たした場面)」170話後ろ絵、

「何かを決意するカナヲ」171話後ろ絵、

「アオイ直伝の叱り方」172話後ろ絵

と出てきます。

ちゃんとストーリー展開されている。

「あー、伊之助らしいよね」「カナヲちゃん、しっかりしたな」など

キャラクターの個性がわかります。

 

その他、炭治郎と義勇が鎹鴉に案内されて次ぎの場面に行こうとするお話。

義勇の鎹烏がおじいちゃん烏で、案内がままならない姿などが続き話しとなって描かれています。

炭治郎や義勇の慌てる姿も微笑ましい。

 

これらの絵も、立派にストーリーの説明となっていて、本誌のシリアス展開に、ほっこりさせる清涼剤のような役割を果たしています。

 

結構、漫画家さんで、こういった遊びのような、追記のような絵をコミックには載せている方がいますよね。

 

こういった細かな描写も、バンドワゴン効果を高めている要因になっているのではないかと思います。

 

バンドワゴン効果とは、

「大勢の人が支持している」「流行っている」「人気がある」と見聞きすると、人はそれに追随しようとして、その行動に拍車がかかることを意味の社会心理学用語です。

 

 

『鬼滅の刃』が爆発的にヒットしたのはアニメがきっかけであることは、言うまでもなくコミック売上変動でわかります。

 

アニメが始まったのは、連載開始から3年後の2019年4月~9月。
アニメが放送される直前のコミック11巻までは、累計発行部数は250万部超でしたが、アニメ放送終了後の9月には16巻までで、全世界1200万部を記録。

年末に発売された18巻で2500万部となり、2020年2月に発売された19巻は初版発行部数が150万部、シリーズ累計発行部数が4000万部となりました。

そして、この5月13日に発売された20巻で電子版を含めて6000万部を突破した。

 

アニメがきっかけであることは数字から分かります。

本作は良質なマンガですので、内容が勝っていることも確かです。

ただ、「コミックにしかない楽しみ」というのも、追随する要素になっていると考えられます。

 

勿論、コミックの売上は、マスコミの影響は大きい。

SNSやテレビでの芸能人ファンの感想や、検索回数が増えたことのニュース、コミック売上が上がったニュースなど、目に触れるものが多くなればなるほど、人は注目し支持されていると感じます。

「そんなに面白いのなら」と手をのばす。行列ができているお店やSNSで話題になるお店が更に人気になるのと同じです。

 

リアルタイムでアニメを見逃しても、AmazonプライムやGYAO!、
Netflix、ニコニコ動画などで見ることができます。

「TVでなくとも観ることができる」環境は、数年前よりかなり充実しています。

人から聞いたとき、リアルタイムで観られなくても、検索したり申し込みしているアプリで観たりすることできるのは、海外需要も含み更に追随ファンを拡大させました。

 

バンドワゴン効果は、様々な要因が後押しすることで成り立ちますが、

「コミックそのもの」が楽しみを持っていることは、心理的な効果を生むことになると考えられます。

 

コミックならではの楽しみ、見つけていくと更に作品に愛が生まれてくるのではないかと思います!

 

では、また。

心も燃やして取組みます。