先生とお母さんと姫ちゃんで
姫ちゃんの 元気エネルギーが だんだん増えていくように
どうしたらいいか 考えてみようか
カウンセラーの先生は
姫と話し始めました
答えにくそうにしている姫に
何十種類もの 表情が一覧になっているシートを見せ
「学校にいるときは この中のどの顔が
姫ちゃんの気持ちに近いかな?」
「じゃぁ お家にいるときは?」
「お母さんといっしょのときは?」
「お父さんといっしょのときは?」
・・・姫も 選ぶのが楽しいようで
にこにこしながら そのマークを指さしてました
私は それを隣で見ながら
微妙に違う表情のマークの中から
選ばれて行くものを
予想したり 自分におきかえてみたりして・・・
しばらく 先生と姫の会話が続き
いつもの姫のように 言葉で答えが言えるようになっていました
姫は 「ママといっしょ」に強く反応をしめす。。。
愛情不足って 感じてるの?
私が仕事をし始めたことが 引き金になったのだろうか?
それとも エレベーター事件?
もっと前 生まれた時のこと(出産後~1週間別々の病院だった)?
そのことを 先生はゆっくり話を聞きながら
整理していってくれました
「ママがお仕事するの いいよ
でも 帰ってくるか 心配になる・・・」
!!!
そうだったんだ!
働くことがどうかって問題じゃないんだね
私が いなくなるんじゃないかって
そんなところまで 不安になっていたんだ・・・
「姫 ママ お仕事やめたよ
さっきね 会社の偉い人にお話して
もう やめることにしたから
前みたいに いつでも 家にいるよ
だから 大丈夫!」
(この日の朝 妹たちを幼稚園に送ったあとに
会社に連絡をしたので まだ 姫にも だれにも
やめたことを話せていませんでした)
「え? そうなん?」
姫が うれしそうな顔で私をみました
あぁ これでよかったんだ。。。って思いました
この数時間で
先生が感じた 姫の想いの中で
焦点をあてたのが
ママを独占したい
甘えたい
ということでした
大好きなママを独占していた 赤ちゃんのころ
自分だけのママ
妹が2歳のころにやってきて
ママのおひざや 腕の中には妹がいる
二歳違いでできた 2人の妹たちと弟
ママだって 大変なんだ
がまんしよう
そうやって がんばってきたんだね
えらかったね
でも ちょっと つかれちゃったんだね
姫ちゃん 甘えたいときは
がまんしないでいいんだよ
お母さんも そうしてほしいって
思ってるんじゃないかな?
ね お母さん
うん。。。(うなずくだけで精一杯でした・・・)
がんばりやさんの姫は
10 あるうちの
9 がんばってきて
1 あまえてた
でも 今回のことで
そのスイッチが 逆転した
9 あまえたい
1 がんばろう
バランスが うまくとれなくなっているのだろう
今は そういう感じじゃないか ということでした
でも それは 決して悪いことではない
今 こうやって 外に出せたことによって
姫も 私たちも 気がついたもんね
姫の元気エネルギーが いっぱいになって
元気も 甘えたい思いも
満たされていくといいな
そのために
家で たくさん スキンシップをとって
一日に 5分でも10分でもいいから
意識的に ママと姫の二人きりの時間を作る
時には 妹や弟を抱っこしているときでも
姫ちゃんが 抱っこして・・・って言ったら
他の子を 制して
「今は 姫ちゃん抱っこだから 待っててね」ってする
そんなアドバイスをいただきました
学校のことに関しては
無理に突き放すのではなく
もうしばらく 姫の状態が安定してくるまで
気のすむまで
本人が のぞむなら
いっしょに 学校にきて 過ごしてみて
その後のことは
今 決めるのではなく
姫と私が そのつど 話しあって
進めていくといいのでは・・・
ということで
姫も私も 了承 という感じでした
姫は 来た時よりも 晴れやかな顔で
私はというと
ほっとした反面
こんなに 大切に想っているのに
愛しているのに
そんなふうに
自分の子育てを 振り返って
なんとも いえない
痛みに近いものを 感じていたのでした
こんなとき
自分を責めてしまったら
物事を ニュートラルに感じられなくなってしまう
それも わかっているけれど
ほんの少しだけ
とことん 反省モードになってみて
腑に落ちたところで
切り替えていこう!
そう思いながら
この後 2年3組に戻ってから
姫の隣で授業を聞きながら
私は 姫と私と家族のことを
じっくり 感じてみたのでした
