手段に優劣はありません。
Eさんは、20代のセラピスト。
リフレクソロジーをされています。
足裏とか、手のひらの反射区ね。
今日は母娘でご来院。
お母さんのMさんは、ヨガ&フィットネスの先生。
以前から、私がお世話になっています。
「どこも悪くないって云うんですけどね。」
Eさんは、20代だからね。
多少無理をしても大丈夫。
ちょっと疲れを感じるくらい。
「けど、私からみれば、調子が悪いはず。」
うん、激しく同意。
初対面の私が拝見してもね。
目に力がありません。
ただ、ご本人も気になるのがね。
「アゴの噛み合わせが悪いんです。」
なるほど、見た目にもゆがんでる。
「ほら、おたふくみたいに右アゴが腫れてるんです。」
Mさんも、ほらみたことかと畳みかけます。
そこは、Eさんも気になるみたい。
「食事の時にギシギシと鳴るんです。」
でしょうね。
これだけ、ズレれていれば。
「顎関節症」ですね。
顎関節。
いわゆる「こめかみ」ね。
こめかみって、咀嚼筋が収縮すると閉じます。
「噛み締めた」状態ね。
で、ずっと噛み締めているとね。
咀嚼筋が収縮しっぱなし。
コリがたまります。
なぜ、噛み締めるの?
我慢しているから。
ご本人には、自覚がないことが多い。
意識して歯を食いしばっているわけでもない。
ただ、人の視線が気になったり。
コミュニケーションが億劫であったり。
もちろん、寒さを我慢してもなりますよ。
物理的にコリが生じるとね。
経絡の気の流れも滞ります。
こめかみは、胃経の通り道。
胃の経絡の流れが滞ります。
すると、胃経のルート上にね。
いろいろな反応が現れます。
例えば、首の付け根のコリとかね。
過去記事 をご参照ください。
はい、この原因を考えてみましょう。
東洋の観方の特徴は?
そう、いつもの三位一体。
物理、生理、心理に境界線がない。
脾経、胃経は、五行でいう「土」のエネルギーが旺盛。
「どぅる~ん」とゆるませる。
陰と陽の対極性が強い。
まず、物理。
こめかみという胃経の通り道。
無意識で噛み締め続けているのでね。
咀嚼筋にコリを生じました。
胃経の気の流れを滞らせます。
次に、生理。
食べ過ぎ。
冷たい、甘い、脂っこいなど。
胃に負担をかけてオーバーワーク。
気が過剰に満ちて、「実」します。
最後に、心理。
土とは、全体。
陰と陽。
対極のエネルギーを含みます。
全方位的にね。
慎重に物事を選びます。
時間がかかるけどね。
出てくる答えは、バランスが取れています。
無難だけど。
逆に、どれかを選んで、どれかを捨てる。
即決即断が苦手。
どれにしようか、迷います。
葛藤に陥りやすい。
個人の意見より、場を重んじる。
調和が第一。
度が過ぎれば、八方美人に。
Eさんは、すべてにあてはまります。
施術の後で懐石料理を3人で。
私でもお腹いっぱい。
15時頃に解散。
ところが、18時過ぎには、中華でフカヒレ。
えっ、もう?
なのに、体型はスリム。
相当、胃が燃えているはず。
だから、燃やすモノが欲しくなる。
食欲が止まりません。
で、とどめが心理。
お母さんのMさん曰くね。
保育園の頃から、他の園児の体調に気を遣い。
通学時は、弟さんに危険が及ばないよう、後ろにかばいながら。
何事につけ、周囲を慮(おもんぱか)り、場を重んじる。
大人顔負けの心遣い。
雰囲気もほや~っと柔らか。
発言もはんなり。
相当、「土」のエネルギーが旺盛ですね。
逆に、明確さが感じられません。
いまの仕事も。
「なんとなく」
今後の選択肢も、
「特になし。」
おっとりとゆるやか。
Mさんにすれば、心配で仕方ない。
で、次に強いのが「金」のエネルギーだからね。
内向きのまとめる力。
だから、太らない。
場を重んじながらもね。
それが外へ出ない。
自分には、厳しくできるストイックさもある。
Eさん個人の意思は、抑えられがち。
それが無意識に我慢となってね。
奥歯を噛み締めて、こめかみにコリが。
施術では脾経、胃経を調整するとね。
アゴのラインもすっきりと。
噛み合わせもしやすくなりました。
けど、それは対処療法。
これから、どう「する」か?
というか、どう「ある」か?
過剰な「土」の心理を抑える?
自分のことは、二の次で。
場の調和を第一とする意識の在り方。
五行を学ぶとね。
顔、体型、話し方、思考パターン。
相手の特性がわかります。
けど、その知識を得てね。
相手を分析して終わるだけじゃあ、寂し過ぎる。
増してや、意のままに操ろうというなら。
結局、五行でも、様々な心理学や分析法にしてもね。
それは、「道具」にしか過ぎない。
包丁が調理器具にも凶器にもなるように。
その道具をどう活かすか?
その先に何を見据えているか?
その人の特性を知ることができるなら。
相手をコントロールするのではなく。
相手が輝くサポートをする。
よりその人が「らしく」あるように。
この発想こそ、「土」の心理。
五行では、中心。
「木」「火」「金」「水」と等距離。
すべてと調和しやすい。
また、全体でもある。
「木」「火」「金」「水」をすべて含んでいる。
どのタイプの気持ちもよくわかる。
「土」とは、時間と空間の象徴。
いわゆる「場」を提供する。
その場の上でね。
「木」「火」「金」「水」が輝けるようサポート。
「土」だから、地味にね。
地味だけど、滋味に溢れる母性。
それこそ、母なる大地。
日本人は、「土」の民族。
DNAに刻まれています。
なかでも、「土」のエネルギーが旺盛な人は、「マジ土」。
「らしさ」を活かすにはね。
相手のサポートに徹すること。
けど、「土」にも器量があってね。
場の大きさなんですよ。
小さい土俵の上にはね。
限られた人しか乗れません。
自分に意識が近い人だけね。
大きい土俵ならね。
どんな人でも乗ることができます。
陰と陽。
対極を受け容れる。
清濁併せ呑む。
善人も悪人も。
善も悪もないことを知っているから。
フィールドの広い「土」の人はね。
交友範囲がめちゃ広い。
しかも、偏らない。
ありとあらゆるタイプと付き合える。
個性がないように見えます。
つまり、形がない。
だから、どんな形も受け容れらます。
形が明確だとね。
合う、合わないがはっきりします。
「全体である」ということはね。
「形がない」
のではなく、
「形が見えない」
だけなんだ。
深海魚が水中に棲んでいることを自覚できないようにね。
それに含まれる「部分」からはね。
「全体」の形は見えません。
よく器量の大きな人をね。
「底がない」
と表現するのと同じかも。
Eさんの土俵は、かなり大きい。
幼少期から、均(なら)して広げまくってきたからね。
これまでは、相手への気遣いに。
これからは、相手を活かすことに。
そのことに歓びを感じられるのが「土」。
相手の特性をどう活かすか?
まとめて実らせる。
これは、「金」のエネルギー。
過剰になりがちな「土」をね。
「土生金」で「金」に導く。
そのためにね。
これまでの予定調和から、一歩踏み出す。
はじまりは、「木」のエネルギー。
「木剋土」で「土」を調える。
「土」のバランスが取れればね。
旺盛過ぎる食欲も。
こめかみのコリによる顎関節症も。
きっと「平(へい)」に調和しますよ。
己を知り、相手を知る。
決めつけるのではない。
「Aさんは、土だから、優柔不断なんだ。」
それは絶対的にしか観ていない。
「Aさんがいるだけで場が和むよね。」
「決断は、木が旺盛なBさんに任せよう。」
「Aさんには、みんなの不満を訊いてフォローに徹してもらおう。」
相対的に活かす。
この世は、相対でしか、自分を知ることができない。
今年のお正月にね。
仮面心理学
のパイオニア、中村眞子
(まきこ)さんとご縁を頂きました。
経絡ストレッチに参加してくれたの。
「仮面心理学」ってね。
facebookの投稿で度々目にしていました。
で、そのインストラクターの方がね。
陰陽五行セミナーに参加してくれたの。
「相対的な観方って、仮面心理学と同じですよ。」
って云われてから、興味津々。
そしたら、日本でその道の権威の眞子さんとご縁が。
おもしろいなあ~。
仮面心理学もね。
顔の各パーツの大きさや形の特性からね。
その人の脳の特性とリンクさせてね。
心理特性を見出す学問。
まさしく「道具」だよね。
で、それをどう活かすか?
ってところが、同じでした。
眞子さんと。
自分を知る。
相手を知る。
相対的に活かす。
滅多にセミナーを受講しない私だけどね。
これは受けてみたいなと。
土日は、お互い、日程が合わず。
ってことで、平日に受講し合える機会を頂きました。
・3月23日(月)ひらがな陰陽五行 基礎編
・3月24日(火)ひらがな陰陽五行 応用編
・3月25日(水)仮面心理学 入門編 1
・3月26日(木)仮面心理学 入門編 2
場所は、大阪天満の眞子さんのサロン で。
ひらがな陰陽五行のお申込みは、こちら 。
すいません、すでにキャンセル待ちです。
仮面心理学入門編のお申込みは、こちら 。
残席わずか。
日本人に受け継がれてきた「土」のDNA。
春の到来とともに活かしてみませんか?
一緒に学びましょ~。
では、今宵はこのあたりで。