「友人が鬱(うつ)になって、長期で会社を休んでまして・・・。」
昨日、Tさんからご相談を頂きました。
そう、Yさん宅で御飯を頂いているだけではありません。
いちおう、仕事もしているのです(笑)
「相談を受けたんですが、何と答えていいものか迷いましてね。」
「はあ、なかなか答えにくいですよね。」
「とりあえず、肩の力を抜いて楽にいきましょうと。」
そうですね。
それでよろしいと思いますよ。
で、Tさんにご紹介したのが、この言葉。
「陰極まれば陽になり、陽極まれば陰になる。」
ご存知ですか?
これは、陰陽の法則にある「陰陽転化」。
「循環律」とも言います。
質的な変化を表しています。
グラフで示すと、こんなかんじ。
陰陽論って、この世の森羅万象の法則。
それを陰と陽という概念を使って解説してくれています。
この世の法則だから、何も東洋医学だけじゃないですよ。
すべての事象に役立ちます。
例えば、季節の変化なんか分かりやすいですね。
立春から陽の気が高まってきます。
夏至で陽の極みとなります。
その後、徐々に陽の気が減り、相対的に陰の気が増えてきます。
立秋から「陰」の気が高まってきます。
冬至で「陰」の極みとなります。
その後、徐々に陰の気が減り、相対的に陽の気が高まってきます。
この繰り返しですよね。
この時、陽に振れる波が高いほど、陰にも同じだけ振れます。
嬉しい時にはしゃぎまくる人。
哀しい時に落ち込みまくります。
逆に感情の起伏が少ない方もいらっしゃいますよね。
いわゆる「中庸(ちゅうよう)」ですね。
どちらが良い、悪いではありません。
そういう法則だというだけ。
鬱って、「陰の極み」ってかんじがしません?
何にもやる気がせず、動きたくもない。
でも、何もないフラットな状態から、いきなり陰が極まることはありません。
その前に陽が極まっているはず。
つまり、何かを思いつめて、突っ走って来られてます。
カラダが疲れていると、サインを発しても。
「いやいや、休むわけにはいかない。私が頑張らねばならない。」
アタマで抑えて、カラダのスイッチを切る。
だから、極まってしまうわけです。
この「ねばならない」症候群。
ほっておくと燃え尽きてしまいますね。
手遅れになると、心筋梗塞や脳溢血で倒れたり。
だから、カラダがブレーキをかけます。
はい、強制的に。
そういう意味では、鬱は自己防衛手段かもしれませんね。
だから、無理やり「ゆるませて」しまうんです。
つまり、何にもさせない状態に。
私にもヤバい時期がありました。
お客さんにも一歩手前の方が何人もいらっしゃいます。
「~ねばならない」
「~すべきだ」
「絶対~だ」
こういうのが口グセ。
頑張ってしまう完璧主義者。
そうそう、カラダの特徴もありますね。
「こってるのに自覚がない。」
センサーが鈍っている証拠。
アラームが事前に鳴りません。
イクとこまでイッてしまいます。
脈にも観じます。
ギターの弦のようなピンピンに張り詰めた緊張を。
あなたは大丈夫ですか?
ヤバイかもって思われたあなた。
とっておきの口グセを。
「まあ、いいか。」
これで大丈夫。
「極み」までいきませんから。
それでも、鬱になってしまったら?
続きは明日です。
