お読みいただきありがとうございます。こゆびです。



漢方の本を読みました。





私自身、漢方薬との付き合いは長くて、かれこれもう10年以上になります。


漢方薬を飲み始めたきっかけはめまいでした。


忘れもしない、小4になった長男が野球を始めたあの年。

39才の私はほんの半年の間にひどい目眩発作を三回も起こしました。


良性発作性頭位めまい症です。



ぐるぐるバットって知ってます?

野球のバットの先端を地面につけて、握るほうのグリップエンドをおでこにつけて、バットを中心にして自分がその周りをまわる。




そうして三半規管をアホにしてフラフラするのを楽しむ、あれ。


あれのもっとひどい状態が寝ても覚めても、です。


処方された薬を飲んでもすっきり良くなるわけでなく、


そもそもめまいの原因というのが、耳の中の耳石が剥がれ落ちるから、という自分ではどうしようもない領域のものなので、予防もへったくれもない。


予防出来ないとしても、何か少しでも予防に繋がることはないだろうかと考えたあげく、良いと思われることは手当たり次第しました。



その中のひとつが漢方薬です。


血のめぐりを良くする。

水分のめぐりを良くする。


私を構成する細胞たちが淀みなく健やかにいられるように


日常では補いきれない何かを漢方薬で補えたら…そんな気持ちで飲み始めた漢方薬です。


漢方を飲み始めても目眩は何度かありました。


その頃から始めたのは漢方薬だけでなく、ウォーキング、ストレッチ、めまい予防の体操…エトセトラエトセトラ。


何が効いたのか効かなかったのか、はたまた全て効いたのかはわかりませんが、めまいの頻度は明らかに激減しています。



そんなふうに漢方薬を飲み続けてきましたが、なんで効くの?飲み続けても大丈夫なの?そういえば選び方もよくわかんないっていう疑問は持ち続けてました。




で、たまたま目にしたこの本ですが、対話形式でユーモアたっぷりでコミカルな文体が読み易さをサポートしてくださってて解りやすいんですが、

一冊読み終えても、漢方の考え方がわかったっていうだけで、漢方薬の全部なんかわかりませんでした。


ですが、体質とか病気の認識が根底から覆された感があります。



漢方…毎日身体に入れるものなのに、よくこれまでたいして調べもせずに飲んできちゃったよね、アタシ…という反省もしたりして。




漢方の考え方をごくごく簡単に説明しますと、

  • 体力があって無理がきき、体調の悪さに気づきにくいタイプの実証
  • 体力がなく体調の悪さに敏感なので、年がら年中調子が悪い自覚のある虚証
  • どちらでもない中庸
の3つに分けられるそうです。


イメージとしてはこんなグラデーション。

左端の真っ赤が実証の人、その横の淡い赤が弱い実証の人、ここを合わせて10%
右端の真っ青が虚証の人、その横の淡い青が弱い虚証の人、ここで10%。

どちらでもない人が80%くらいってことらしい。


漢方薬のサイトなんかで体質診断チャートをやったりすると、私は必ず虚証と診断されたので、自分が虚証であることは知っていました。



ですがね、虚証の特徴である「体力が無い」ってのは知ってましたけど、「体調の悪さに敏感」というのは知らなかった。



そうなのか…

そうだったのか!


体調が悪いことがよくあるけれど、

これってそれを敏感に感じ取っていたから余計にそう感じてしまっていたんだ!



んもー、目から鱗ですよ。


そうだったのか…そうだったのか…そうだったのか…そうだったのか…



それがわかっただけでも、この本を読んだ甲斐がありました。大収穫です。



虚証の私は例えば風邪の時、

体力が無いので薬を飲むと薬の効果が効きすぎることもあるので、薬より栄養を取って静養するほうが良い、とか。


身体の痛みや不調に敏感なのを自覚して、すぐに医者に駆け込むのは一旦待つ、とか。(ほとんどの場合静養すればよくなることが多い)




逆に実証の人は、体力があるので暴飲暴食睡眠不足になりがちで、その負債は身体に蓄積している。

身体の声に鈍感なので気づいた時には病気が進行していることも多いから検診は必ず受けなさい、とか。




すごい大切なことを学んだなぁ…という本でした。



これは漢方的な考え方で、医学の1つの側面です。


それも考慮した上で、我が虚証ボディとの付き合いかたがわかった気がします。


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