
朝食は和と洋とどっちが良い?と聞かれて、洋が良いと答えたら上の食事を出してもらいました。
左のパンの面々はどこかで見おぼえがあるけれど笑、菓子パンなら永久に飽きません。
紙パック入りのコーンスープは「ホテルで出てくるスープの味だよね」と、そのレベルの高さに意見が一致しました。
その日ちょっと驚くことが。
前日まで(父の病態に対して)オロオロ過剰反応で、(家族や外部の方々に対して)ピリピリだった母の言動が
「おやや?」と思う程変化していたので。
やさい「きのう、看護師さんと玄関で長めの立ち話をしていたけど、あの時何かアドバイスを受けたの?」と尋ねると図星でした。
母「デンと構えることにしたわ。今さら何も怖い物はないわ」と、努めて動じないようにという意気込みを感じました。
そのことは父にとってもわたしたちにとっても、とりわけありがたい影響・効果ですが、
「娘に別人のようだと言われちゃって」と訪看さんに母自身が楽しそうに報告すると、
お優しい看護師さんは、「そうですか」と一旦受け止めながらも、
「オロオロしたり取り乱すはの当然のことなので大丈夫ですよ。心配なことがあったら、遠慮しないでどんどん呼んでくださいね」
と、(極端に走りそうな母を見越したように)またもや先回りしたアドバイスをくださいました。
普遍的な状況があって、ある程度医療者の方々で情報や経験を共有されているのかもしれませんが、
プロの方々の言葉やアドバイスは胸にしみるものがあります。
今日は「看護師の○○さんから手紙をもらったの。涙が出るわよ」と電話口で読んでくれました。
心遣いがすごくて、これから起こるであろう悲しいことにも心の備えが出来ていく気がしました。
わたしも仕事に向かう時は、関わる人々全てから信頼を得たいし、どうせなら喜んでもらいたいという気持ちですが、
人の生死に関わる職種の方々のそうした姿勢は、ストレートに刺さってきますね。
白衣の天使に恵まれた家となりました。
秋晴れがすごくて、庭でお茶しない?と母から誘われたものの
「1分間で蚊にボコボコにされるから遠慮する」(何度も懲りてるし)と断りました。
その断った瞬間、「○○(わたし)ちゃんの車があったから!」と、ご近所さんが庭先にみえたので
結局庭でお茶する流れになりました。
置かれたマスク、虫よけスプレーなどムードはまるで無く、クロスの掛け方もいい加減ですが。
久しぶりの庭お茶もおしゃべりも楽しかったです。
虫よけスプレーを親の仇のように吹きかけたら、刺されずに済みました。
お昼ご飯は、カロリー計算しない派のわたしにとってもなかなかハードルが高い「揚げ餅」で嬉しかったです。
揚げたお餅3個に、大根おろしと茅乃舎さんのだしの組み合わせ=めちゃ美味しい。
父のうなされ声が聞こえて3分間で平らげてしまいましたが、今思い出してもまだ美味しい笑。
午後は、あれだけ氷を喜んだ父のため「(アイスは拒否らしいですが)シャーベットならいいのでは?」
と、ダメ元でスーパーに買いに行きました。
写真は撮り忘れましたが、シャーベット系で唯一売られていたサクレレモンを購入しました。
そして量は少量ですが、食べてくれたので嬉しかった。
氷を食べたことについては、「肺に入ると危ないので、その時は体を起こしてあげてくださいね」と看護師さんからアドバイスをもらっていました。
その「危ない」の意味を、砕いた氷の塊が喉に詰まることと解釈していましたが、
後から、シャーベット状でも肺に入ると危ないのでは?と突然気になり、看護師さんに確認してねと慌てて母に伝えました。
「この電話を切った直後にメモに書き留めてね」と。
そんなやり取りをしていた最中、妹からも「ガリガリくんやシャーベットも試してみてね」と連絡が来ました。
妹も、父が氷をガリガリ食べた衝撃が忘れられないようでした。
わたしはあの瞬間、宮沢賢治の永訣の朝の「あめゆじゅとてちてけんじゃ(雨雪を取って来てちょうだい)」のシーンが浮かんでたまりませんでした。
いずれにしても鮮烈な出来事でした。
父の闘病について書いた日のブログテーマ(カテゴリー)を、新たに何か設定しようと思いましたが、
しっくりくるものが見つかるまで「日常」でいきたいと思います。
いつも読んでくださってありがとうございますm(__)m