白く輝くって⁉
皆さん おはようございます!
早速ですが 私は上質なダイアモンドジュエリーからは 「白さを感じます⁉」と申し上げ
お客様の中からお納めさせて頂いたジュエリーから 「白さを感じる!」と仰って頂いて喜んでいましたが
ダイアモンドは雪・雲・牛乳とかと違って”透明”なので 「白と透明⁇」のハザマで
ずっと「感覚ではなく理論的に説明がつかないのかなぁ~」と思っておりました
ただ世界一綺麗なジュエリーを作ると言われるギメルさんのジュエリーからの印象と言えば はやり”白”なのです
そして少し前にジュエリーのAI 修正画像をネット上で見ましたが”白”なのです
その疑問を解くべく”真面目に”調べてみました
ある文章を読んでいますと 「白と透明の違い」という記述があり 「白=全反射」 「透明=全通過」
と書いてありました
何々「白=全反射」って 「ダイアは全反射やん 理想的にカットされたダイアは内部で全反射するねやん」
と一気に真理に近づけた気になりました
白と透明の違いー全反射と全通過
白は「光を全部ばらまく」 白く見える物体は光を”乱反射(散乱)”させています
〇 光が当たると 表面は内部でさまざまな方向にばらばらに跳ね返る
〇 その結果 赤・緑・青の全波長がほぼ均等に目に届く
〇 脳は「無色=白」と認識する
例としては 雪・雲・牛乳・白い紙
これらは光を拡散させる性質を持っているため 白く見えます
つまり 白は”全反射(拡散反射)の無色”と言えます
透明は「光を全部通す」
透明な物体は 光を吸収も錯乱もせずに”ほぼそのまま通す”のが特徴です
〇 光がまっすぐ透過するー背景が見える
〇 スペクトルは変化せず 色も生まれない
〇 輪郭だけは屈折や反射でわかる
代表的なのは ガラス・水・氷の塊
光を逃がしてしまうため 透明は”全通過の無色”となります
と書かれています
ダイアモンドはまさに全反射の無色=白なのです
全通過の無色ではいけないのです
カットが悪く光を逃がしてしまうと全反射しないので ”白”が感じられないのです
「白」をウィキペディアで見ると
”白”は全ての色の可視光線が乱反射されたときに その物体の表面を見た人が知覚する色
と書かれていて
全ての波長の可視光線を「対等的 均質的」に含んだ光は無彩色的に見える(黒や灰色・鼠色に見える)
さらに強く反射していれば”白”に見える そしてその光を白色光と呼ぶ
とも書かれています
これらから ダイアモンドの魅力の本質は 全反射の無色=白(い輝き)なのです
ただルースダイアモンドを見るとき
上から光を入れますが垂直方向から見ますので ”白”は認識できないですが 中に入った光が
全反射する白く輝く(であろう)ダイアを選ぶのが私らの仕事かと思います
それと”白”を感じられるのはジュエリーとなってからなので 地金から感じられる”白”も大切です
地金を丁寧に磨き プラチナの本来の色は灰色っぽい色なのですが ロジウムメッキを施すと
白くなるので 仕上げを丁寧に施されると地金からも上品な”白”を感じます
ダイアモンドジュエリーという意味では ダイアからそして地金から全反射の無色=白を感じられるものが
上質というか本質的な魅力になるということかと思います
こうしてみると考えが変わる部分が出て来ます
ダイアのカラーグレードはその石のボディーカラーの比較です
例えば”D”カラーはあくまでボディーカラー しかしカットが悪く全反射の割合が弱い(低い)ダイアは
光を逃がしてしまうので 本来的な魅力である 全反射の無色=白が感じられなく
例えEやFカラーでも理想的なカットのダイアは 本来的な魅力=白(い輝き)が感じられます
ギメルさんの使うメレダイアの色は実際はD~Fですが非常に白く感じるので
「全部Dカラーを使っているのですか?」と聞かれるらしいですが
それは全反射の無色=白を感じるメレダイアを使われているからです
最後に最近検索をしていたら YAHOO知恵袋にこんな記述を見つけました
質問者
「ダイヤモンド(特にネックレス)はいいものほど白っぽくなるんですか?
最高グレードのダイヤモンドを見せてもらった時 白っぽいというより ダイアの奥からギラギラといった輝き
と言うと過言かもしれませんが とにかく白っぽさは全くありませんでした
透明度がものすごくあった感じです
回答者1
「白く見えるダイヤは 品質が良くないことの方が多いです
ダイヤを白いと思っている人がいますが ダイヤは無色透明なものです
だからより無色で より透明度が高いものが高額で扱われています 無色透明で屈折率が非常に高いから
ブリリアントにカットした時に強い輝きを発するのです
良いダイヤに白っぽいものはありませんよ あなたが感じられた通りです」
回答者2
「良質のダイヤは無色です ダイヤの奥からギラギラと輝くと言うのは 良質のダイヤでカッティングが
エクセレント以上のものだからだと思います
どの距離で見たのか?という事も関係すると思いますが 鑑定書で判断するというのが普通の見分け方です
素人がルースを持ったとしてもwからないですよ」
う~ん この二人の回答者は”白”を感じたことがないことが分かります
「白く見えるダイアは品質が良くない」というのは ”ホワイトダイヤモンド”と言われ 微細な内包物を多く含み
これらの内包物が光をあらゆる方向に散乱させることで 石全体が乳白色に見えるダイアのことを言います
私の言う上質なダイアモンドジュエリーから感じる白さとは違うものです
ようやく”白さ”の意味がある程度理論的にも解った気がします
もっと早く勉強しとかなあかんわなぁ~
アンレーおじさん
皆さん 素敵な週末をお過ごし下さいませ!
お仕事の方は頑張って下さいね!
モチーフジュエリーのむつかしさ⁉
皆さん おはようございます!
先月でしたか初めてのお客様から "ブシュロンのリングをデザインが気に入って買ったが
どうもセンターダイアがいまいち光らず気に食わないので うちのダイアと留め替えて欲しい"
というメールを頂きました
”一度ブシュロンで取り替えてもらったがやはり気に食わない”と仰って…
「どちらにせよ 実物を見ないと何とも言えないので」と送って頂きました
確かに素敵なデザインでお客様が気に入られた気持ちが解る気がしました
ただ私はダイアモンドやなせいか すぐにダイアモンドが来てる(輝いている)かどうかを見ます
「あれ あまり来てないやん?」 お客様が仰るようにダイアがダメなのかとルーペでチェックしましたが
ダイアはセンターダイアもメレダイアも悪くなく綺麗でした
ひっくり返して裏側を見ますと
赤印がセンターダイアの裏側ですが 地金で閉じられているのです
そしてメレダイアの方もちゃんと裏取りをされているのですが メレダイアのサイズの割に地金が厚く
又メレダイアが枠に対して小さいのか沈んでいて留めもいまいちでした
これはギメルさんのジュエリーですが 枝をこのようにして センターダイアの裏側の地金を
光を取り込めるように少しでも開けていたらかなり違うだろうと思いました
先ほどこの記事を書く前に 念のためこのリング PLUME DE PAON を調べたところ
”クジャクの羽根”でした
「あれ クジャクか~ 植物と違うやん⁉ 鈍い私!」と私の鈍さを痛感した次第です
どちらにせよ センターダイアで0.15ct 使用するメレダイアもとても小さく
そんなダイアを使用して 両端が繋がっていない繊細なリングを作ろうとして
且つ耐久性を考慮してダイアに対して地金を厚くした結果がこのようになったのかと思いました
スーパーブランドとしては値段が100万円強と手を出しやすい価格帯を目指したので
反って難しいリングになってしまったような気もします
そういうわけで 「ダイアを取り替えても五十歩百歩ですよ」とお客様を説得し
そのままお返し致しました
私的には職人さんにも見て頂き 職人さんとしてのご意見も伺えて
”デザインとダイアモンドの関係”がとても勉強になりました
アンレーおじさん
この記事はブシュロン批判ではございません
誤解のなきようにお願いします
うれしいなぁ~(しみじみ)
皆さん こんにちは!
連休の初日 如何お過ごしでしょうか?
私は伝票整理とか整理をしに出社しておりました
お昼前に職人さんから電話があり 「出ているのですね 出来上がりを持って行きいたいのですが⁉」
とお願いしていたフルエタニティリングの完成品と昨日ブログに上げましたハーフエタニティの枠の
仕上げを「頑張ってやっちゃいました」と持って来てくれました
いや~ うれしい!
ビフォーはこんな感じでした
アフターはこんな感じです
画像からでも違いが認識できると思いますが 実物はもっと違います
本当にこれだけで全然違うのですよ
並みのジュエリーと上質なジュエリーの分かれ目なのです!
ベテランの腕の良い鍛造の職人さんなので 鋳造品の仕上げだけを頼むって実は失礼だと思うのですが
受けて頂いて夜なべまでして仕上げて下さいました
留めの職人さんに電話をかけて「お願いすると言っていた枠3本今日送れるのですが……」と言うと
「明日着で大丈夫 送って下さい」と仰って下さいました
まず枠に合う最適なサイズのメレダイアを指定して頂きます
急いで送る準備をして今ヤマトを待ちながら 嬉しくてブログを書いています
祝祭日同業のダイヤモンドやは基本皆休んでいます
しかし職人さんの中には休みでも関係なく普通に頑張っておられる方もいらっしゃいます
ウイークデーのように普通に職人さん達とやり取りした後 何だろうしみじみとした気分になっています
ありがとうございます!!
アンレーおじさん
先日工房にメールを送るのに アンレーおじさんからとしてしまって
恥ずかしかったです










