品の良いダイアって どんなん??
皆さん こんにちは!
3月も第2週目の週末を迎えましたが 如何お過ごしですか
私はしばしメレダイアから解放され のんびりとした週末です
さて今日は「品の良いダイアモンド!」について語らせて頂きます
ダイアについて出来るだけ具体的にご説明しているつもりですが ”品の良いダイア”と言っても
つかみどころがないですもんね
〇 持って生まれた運命的なもの
品の良いクラリティは VS以上それもVS2はかなり選別が必要です
〇 ガードル周り
ガードル周りが汚かったら品の良いダイアとは言えません
特に画像のインデンティッドナチュラルは 0.30ct・0.40ct・0.50ct……1.00ct とか
ジャストサイズのダイアに多く見られます
もしインデンティッドナチュラルを除去するとそのキャラット数をキープできず
無理やりサイズを維持されたダイアです
その他↓
ガードルには結構ダイアのブレミッシュ(欠陥)が集まっていますが
ガードルはブレミッシュフリーでないと品格を保てません
〇 ダイアモンドは工業製品ではありません
だから”目視(検品)”が必要です
画像は最高のメレダイア群ですが 全てが工業製品のように画一的に磨かれているわけではありません
どのようにカットされたか(磨かれたか)を見極める必要があります
この画像はご覧頂いた通り綺麗な品の良いダイアなのですが このように整うにはパビリオン側の
カットの精度が重要なのです
ガードルの上部がクラウン側 下部がパビリオン側です
上から光がダイア内に進入し的確にカットされておれば 侵入した光が目の側に戻ってきます
それがダイアの輝きです
その時クラウン側の部分部分がパビリオン側に陰を作ります↓
①のクラウン側にあるスターファセットの赤いラインが パビリオン側の①’のところに影が出ます
②のクラウン側にあるスターファセットの青いラインが パビリオン側の②’のところに影が出ます
③のクラウン側でテーブルとベゼルファセットとスターファセットの交差している部分は
③’のところに影が出ます
しかしこのようにパビリオン側の決まったところに影が出るには パビリオン側の対称性が
優れていないと出るべきところに出ないのです
私はメレダイアの生産に関わっているので 単にルーペで検品をするだけでなく
時に違和感のあるものは鑑定機関に出してプロポーションデータを取りチェックしています
プロポーションデータは上図のAからHまでの8か所を測っています
左側の数値が実寸でそれを元に右側の鑑定書に載る数値が決まります
赤印のパビリオン・アングルですと0.2度刻みで載せられるので 41.0度の次は41.2度となります
ガードルなどは0.5%刻みなので3.0%の次は3.5%となるのです
パビリオン・アングルの実寸41.13度はAからHまでの計測から出されますが
実はこんなデータがあるのです
赤印のパビリオン・アングルのところ平均が41.1度 最低が40.9度 最高が41.3度で 41.1度は
あくまで平均です
このメレダイアは最高と最低の差が0.4度なので評価としては良い部類です
このメレダイアも赤印のパビリオン・アングルは同じ41.13度となっていますが
8か所のデータを見ますと↓
最低40.6度 最高41.6度と差が1度もあります
これだけ差が出るとパビリオン側の精度が低いので写りにかなりの違和感を感じますので
ルーペで検品時にこのメレダイアは外します(買わない)
↓
このダイアのように誤差がないダイアもあります
ルーペで検品して違和感が出ないダイアです
↓
このダイアも誤差が0.2度ととても少なく違和感はないと思います
↓
このダイアは最低が40.5度と平均は同じ40.9度でも光が漏れ出る面があるということなので
きっと違和感を感じると思います
パビリオンの各面の誤差=違和感=品(格)のないダイア
ここは理解が難しいですが とても重要です
このように一見良さげなものでも目視(ルーペで検品すると)違和感が出ます
ダイアを見れる人は違和感のあるダイアは外しますが 鑑定書だけで判断すると
実はたいしたことがないダイアを買っている場合が往々にあります
目視でとてもキレイでデータ上も誤差が少ないダイアは目視・データの合致を感じて
とても気持ちの良いものです
この8か所の数値が分かるデータは業者にもあまり知られていないようです
私は必ずダイアを検品しますので違和感のあるダイアはそもそも外します
ただメレダイア以外は全てデータを取りますので 8か所データでよくないものは
見落としたと判断してお客様におススメすることはないのです
この8か所データはお客様にお見せすることはございませんが 常にチェックして
目視とデータ上からおススメする”品の良いダイア”を選択しています(できるだけ)
それでは皆さん素敵な週末をお過ごし下さい!
お仕事の方は頑張って!
私は休みです ヤッホー♪
アンレーおじさん
ひまりちゃん・ゴールドの一粒ダイアネックレス⁉
皆さん おはようございます!
先週3月6日(金)の報道ステーションに「一世代に一人の才能」と称される天才バイリニスト
HIMARIこと吉村ひまりさんが出て演奏をされていました
私はその時ひまりちゃんが着けていたK18YGの一粒ダイアの輝きまさに 「 It's Dazzling !!」
に目を奪われました
ダイアの大きさは0.3ct以下0.2ctか0.25ctくらいに見えましたが
演奏中きらきらしていてとても印象的でした
彼女を検索しますと そのネックレスをいつも着けているようです
彼女なりにこのネックレスに思い入れがあるのでしょうね
勿論照明が強かったと思いますが 1ctのダイアでもクラリティの落ちるSI-Iクラスとか
カット(プロポーション)の悪いダイアだったらここまで輝いていないし目立っていないと思うので
「やはりダイアは輝きやで!」という意を強く致しました
そして本来的にはよく輝く0.2~0.3ctのダイアは あまり輝かない1ctのダイアより
高くても不思議ではないと思います(暴論気味ですが本質的)
そして皆さんの中でお嬢さんをお持ちのお母様には 「お嬢さんがジュエリーデビューの際は
選ぶアイテムと選び方を間違わないで!」と思います
間違わなければ特にネックレスだといつまでも思い入れを持って着けることができるからです
そうです 重ねづけをすればダイアが小さくてもいつまでも楽しめますし 感性を磨くことができるからです
ひまりちゃんのは長さが35㎝くらいかと思いますが 画像のように年と共にチェーンを長く
ダイアを大きくして重ねづけたり 或いはチェーンにダイアを複数着けてステーションネックレスに
したりと色々楽しめます
デビュー時にこんな枠に留めると↓
将来楽しめなくなるので ダイアと枠選びがとても大切かと思います
ダイア選びはいつも申し上げておりますが 枠に関しては基本は4本爪2段腰の枠に
なると思います
光をいっぱい取り込めるような枠であることが必須です
K18のネックレスではクロスも一般的です↓
プラチナもゴールドも地金の中でとても気品がありジュエリーには重要な素材ですが
単独では時を経ると輝きが鈍くなります
しかし永遠の輝きを放つダイアを留めることによって プラチナ或いはゴールドジュエリーが
よりハイグレードなジュエリーへと昇華します
従ってこのクロスにもダイアを入れて上げた方がより素敵なジュエリーへと変貌します
これはダミアーニチックなクロスペンダントですね
これには好き嫌いがはっきりするのかなと感じます
フクリン留めも素敵です こんな画像がありました↓
ひまりちゃんではないですが 短い方にもダイアが付いている方がより楽しめるような気がします
日曜日この番組を見ていますと 堀未央奈さんも0.3ct位の一粒ダイアのゴールドペンダントを
着けていました
若い層の方達が小さくても輝くダイアモンドに反応しておられてとても嬉しくなりました
私がジュエリー業界に入った時は金の値段が非常に安く きっとグラム1000円前後だって
色の甘い安いダイアを留めて安い企画品のペンダントに金のチェーンを使っていました
だから長く金を使うダイアモンドジュエリーは安物という印象を持っておりましたが
ハイジュエラーの方と接するようになり 「金にでも色の良いダイアを使わないと」と
教えられ観念が変わって行きました
最近ジュエリーデビューをされる方達にとっては金はプラチナより高級品なんですもんね
昨日いつも買っているチェーンやさんにK18YGの丸アズキチェーンの値段を
聞いてみました
長さ45㎝のCS28で51000円 CS30で58000円と言われました
思わず「わぁ~ 高っ‼」と出たのですが
「変わらなあかんがな!」と自分に突っ込みました
アンレーおじさん
資格のあるダイア‼
皆さん おはようございます!
イスラエルの執念がアメリカのトランプ大統領の心を動かしたのか とうとうイランとの戦争になってしまいました
何十年前だったかイランが核開発を進めようとしたとき イスラエルは巧みにイラクを越えて
イランの施設を爆撃したことがありました イスラエルの執念は本当に恐るべしです
さてダイア探しですが 国内の業者さんに「綺麗な7分石(0.7ct)があれば いつでも見せてね!」
と頼んでいて 時々1個或いは2個のレベルで「これはダメですか⁉」とある程度良いと判断した
0.7ct を見せて頂いていたのですが ”資格のあるダイア”がずっと買えずにいました
そしてお話が決まったわけでもないのですが 別々のお客様からラウンドの
0.7ct とペアシェイプの0.7ct のお話を頂いているので ベルギーのアントワープ在住で
ベルギーと日本を行ったり来たりしてダイアを持って来る知人に依頼して
ラウンドとペアシェイプの0.7ctを持って来てもらいました
品物はスーパーブランドにも納めている有名な業者さんのものです
ペアシェイプはそもそもカットが違ってよくなかったので すぐに没
「しかし有名ブランドの○○はこれを使ってるんや」と勉強にはなりました
そして0.7ct のラウンドは4個持って来てくれました
左から0.70ct D-VS1 0.74ct D-VS1 0.70ct E-VVS2 0.77ct E-VS1 というグレードでした
ユーザーの皆さんとお話をさせて頂いてよく感じるのは グレードと値段を気にし過ぎている方が
一定数いらっしゃるということです
D-VVS1 というグレードでもカット(プロポーション)が悪ければ それで作っても大したジュエリーには
なりません
つまり”資格がない”のです
そういう意味で”資格があるダイア”というのは あれよりこれの方がましという”相対性”ではなく
その美しさに”絶対性”が必要です
最初に0.77ct E-VS1 を検品しました
見てすぐに 「これは綺麗‼」 と感じ最初から入念に見ました
VS1 なのでクラリティの状態は?そして ガードル周りは?
良いではありませんか
0.7ct のダイアで久しぶりに素敵な”資格のあるダイア”に出くわしました
次に0.70ct D-VS1
鑑定書上のプロポーションは悪くないのですが 検品してシンメトリーがいまいち
それにガードルが4% ガードルが4%は実寸が3.75%~4.24%の範囲が4%です
私は基本4%は買わないようにしておりますが 例外はガードル以外が素晴らしく
ガードルが4%でも実寸で4%以下の場合のみ受け入れています
次は0.74ct D-VS1
これも上の0.70ct のダイアとよく似ててシンメトリーがいまいち ガードルが4%となっているし没
そして最後に0.70ct E-VVS2
パビリオン角が40.6°でパビリオンの%が42.5%では 見るまでもなく暗いダイアです
検品してもその通りで没
海外から買う場合 中に知人が入っているとはいえここから価格交渉です
延べ二日かけて交渉し買うことができましたが 値段だけでしたら国内で見たダイアの方が安かったのですが
超久しぶりに”資格のあるダイア”と巡り合えたので買いました
そしてより詳しいプロポーションデータを取りました↓
このプロポーションデータも勿論黄金比率を示し 見た目とデータが見事に一致している
素敵なダイアと巡り合えて嬉しかったです
このように検品した4pcsの中で一番グレードが低いダイアが一番素敵でした
グレードとしての値段は安くはないのですが グレードはE-VS1でも 大したことのない(資格のない)
D-VVS1より綺麗なジュエリーになるのですよ
このあたりが多くの業者さんも間違っていますし そういう業者さんから影響を受けたユーザーの方は
グレード至上主義的なところから逃れられないでいるように感じています
「違いますよ!」
しかし↓
0.70ct と 0.77ct のダイアではひと回り大きさが違いますね
それでは皆さん 素敵な週末をお過ごし下さいね!
お仕事の方は頑張って!
私は メレダイアに戻ります
アンレーおじさん



































