ダイアモンドの今⁉ | アンレーおじさんのブログ

ダイアモンドの今⁉

皆さん こんばんは!

 

結論から申し上げますと 今を古い秩序が崩壊し新しい秩序ができる過渡期と捉えることができると思います

 

色んな要素が入り混じっているように感じます

〇 デビアス型から市場型へ

〇 中国市場の低迷

〇 合成ダイアモンド

 

これらが入り混じっているので 今の市場価格の軟弱さが合成ダイアモンドの影響と決めつけている人たちも

いるようです

 

勿論大きな影響を受けています

 

 

画像は良質な原石が産出されるボツワナの鉱山の一つだそうです

しかし鉱山から産出される原石は高品質ばかりはあり得ません

磨かれると こんな↓ダイアも当然入っています

 

 

 

業界ではこうしたI1やI2などのキズ石をピケ石と呼んでいます

合成ダイアモンドが市場に登場するまでは 「0.5ctで驚きの値段!」或いは「1ctで驚きの値段!」とかの

うたい文句で売れていたのです

 

こうしたピケ石の一番大きなマーケットはアメリカでした

日本もその次ぐらいででょうか

日本の場合はピケ石でも鑑定書に”I1”となっていれば売れて ”I2”だと売れないので”B鑑”と言って

メジャーではない鑑定機関に「I1を出させる」のです

 

皆さんの中にもアメリカのマーケットはとにかく大粒ダイアと思っておられる方も少なくないと思いますが

洗練されたグループは決してそんなことはありません

 

アメリカではこうしたダイアモンドを買う層が 合成ダイアモンドに向かうのはうなずけます

やはり冷静に見ればピケ石は”汚い”からです

 

            (合成ダイアモンドの原石とカット石の画像です)

 

私はずっと気になっていました

と申しますのは汚いピケ石でも買う層が存在し 鉱山から産出されたピケの原石でも

売れていたので それは上質なダイアモンドの価格を抑える効果がありました

 

必ず産出されるピケ石が売れないとなると鉱山によっては大変なことなのです

売れ筋の綺麗なところをより高くしないと採算に乗らないからです

現に平均の品質がよくない鉱山は閉まって行っているらしいのです

 

 

ジンバブエ産のダイアモンドはそういう意味でダメかもしれないですね

 

将来どういうことが起るのか予測は難しいですが

今やデビアスは資源王手のリオティントの傘下 彼らはピンクで有名なアーガイル鉱山も

持っていましたが閉めました

彼らはロマンに生きるというよりドライに数字に生きますので 採算の乗らない鉱山は

すぐに閉めてゆくでしょう

その流れから将来綺麗な天然ダイアモンドはかなり高くなるだろうと予測できます

 

 

このように合成ダイアモンドの影響で天然ダイアモンドが安くなっているというのは

ピケ石に限っては「イエス!」ですが 綺麗なところは新しい秩序の下では高くならざるを得ないと思います

 

従って今甘いSI2で商売している人たちにとってはとてもやりやすい環境にあると思います

需要のないピケ石からSI2を出すので とても安いSIの商材として利用できますから

 

最後に情報ですが

「最近GIAは合成ダイアモンド向けの評価方法を変更しようとしており 従来の天然ダイアモンドの詳細な

4Cグレードをそのまま適用せず 簡易的な品質区分(例:プレミアム/スタンダード)など

新しい表現でレポートを作成する方針に移行しています

これにより 従来型の「詳細なグレーディング形式の合成ダイア鑑定書」は今後変更・廃止される

可能性があります」

 

ということです

 

思いますに 合成ダイアを扱う人達が真にカットにこだわるとか考えられません

従って私が選ぶ黄金比率のプロポーションを持つダイアに合成ダイアモンドの混入は

あり得ないと思っています

 

どうなろうが ダイアモンドジュエリーには 「夢がないと!」

 

 

 

                                             アンレーおじさん