受け継がれるダイア⁉ | アンレーおじさんのブログ

受け継がれるダイア⁉

皆さん おはようございます!

 

 

 「ダイアモンドは好むと好まざるとにかかわらず 受け継がれます だから綺麗なダイアを遺しましょう!」

ということを実感致します

 

画像は昔(50年前位)は一文字(りんぐ)と言われとてもポピュラーなダイアモンド・ジュエリーでした

私にとっても非常に思い出深いリングなのです

と申しますのも 今では考えられないのですが 百貨店の全店販売とか言って つまりジュエリーに関わっている

人達だけでなく 全社員が一定期間ジュエリーの販売員になるのです

身内に売ったり納入業者に頼んだりと とにかくアイテムを決めて一定期間で出来るだけ売りましょう

数字を作りましょうという企画販売がありました

ある時名古屋の松坂屋さんでもその企画が催され いわゆる一文字リングがそのアイテムになり

松坂屋のテナントさんから400本の注文を頂き 当時ペイペイだった私にとって初めて大口の注文だったのです

 

先日お客様から「祖母から譲り受けたリングなのですが リフォームしたいので」と送って来られたのが

”一文字リング”でした

作りたい希望も添えられていたのですが ダイアを見ると「あ~これはあかん」というダイアだったのです

最終的に「これはダメですよ」と申し上げたのですが お伝えするのがとてもつらかったです

やはり何とかなるダイアを遺さないと とつくづく思いました

 

 

最近もうひと方から「ダイアはあるので加工をしてくれないか?」というご相談を受けました

私の立場はダイアモンドやで 「綺麗なダイアモンドを貴女に!」をコンセプトにしており 加工は

美しいジュエリー作りのお手伝いという立場なので 本来はお受けしないのですが

ついついお話を聞いていると何とかしてあげたくなり ある程度デザインが固まってから職人さんを

ご紹介致しました

 

職人さんのところにダイアが送られて来て 確認のため見てくれと持って来られました

ダイアは1.5ctでクラリティはVS2なのですが ダイアを見て「あ~~」と思いました

タイプとしてはこんなキズ(内包物)でした(これは現物ではございません)

 

 

VS2というクラリティでもこんなキズだと非常にヤバいのです

ここに爪を持ってくるとより大きく欠けてしまうリスクもありますし 職人さんにも「ここに爪は避けないと」

と申し上げて 職人さんは短期の保険を掛けて加工にかかると仰っていました

ひょっとしたら他で断られたのかもしれませんが 職人さんにすごく気を使う仕事をさせてしまったと

反省しています

 

どうも彼からのプレゼントらしく婚約指輪として使われるらしいのですが 素人の男性が一人で買う場合は

VVSクラスを希望されないとこんなことも起こり得ると思います

 

何度も申し上げているのですが 「天然ダイアモンドは工業製品ではないのです!」

 

まあそんなこんな色々ございますね

 

 

                                              アンレーおじさん