メレダイアの本当‼
今年初めての記事は 日々メレダイアの選別に明け暮れていることもあり ”メレダイア”を取り上げたいと思います
太短い指でチックいメレダイアと戦っています
メレダイアは直径で言われることが多いのですが メレダイアと言っても 私が選別する主なサイズは
直径0.9㎜から2.8㎜と凄く幅があります
ちょっと見にくいですが 上段左から右へ0.9mm(0.004ct)・1.25mm(0.009ct)・1.5mm(0.015ct)
下段左から右へ2.0mm(0.033ct)・2.3mm(0.050ct)・2.5mm(0.060ct)で
右のケースに入っているのは3mm(0.106ct)です
私はいつも苦しい小さい方から見て行くのですが プレートNO -00(0.9mm) や 00-0(1mm) のところは
とても時間が掛かり 上の画像の0.9㎜は全部で1.8ct強あるのですが 私は見るのが遅いこともあり
1日では終えることができません
1.25mmは3.1ctほど入っていますがここも1日ではとても終えることができないのですよ
そこら辺から始まってプレートNO4(1.45mm)を超えて来ると終える速度が速くなっていく様が実感できて
嬉しくなってきます
そしてどんなダイアを選ぼうとしているかと申しますと
このようなダイアです
ダイアモンドは工業製品ではないので 全てが求めているプロポーションではないのです
大雑把に世に出回っているメレダイアは 最高品質(黄金比率)を目指してカットされたものを”上”
世間でよく言われるH&C(ハトキュウ)メレは”中” そしてVG&GD のメレは”下”とランキングできます
ただ”上”と言っても全てが黄金比率で出来ている訳ではなく ”上”のなかでも又上・中・下に
別れます
私はこの中から勿論”上”の中から又”上”を選び出すのですが たくさん見て疲れてきますと
平面的な見方になり石が暗くても対称性が優れていると選びがちになってしまいます
そこで常に”明るさ”を意識付けするために ”上・中・下”を”晴れ・曇り・雨”に置き換えて
「これは晴れ これは雨 これは曇り」と言って別けていくようにしています
勿論晴れの中でも対称性(シンメトリー)が悪いと外します
それが"中”のH&Cにも”下”のVG&GDにも当てはまりますが 私的にはH&Cの中のごく少量ですが
”晴れ”があればまだ使えるものがあります
H&Cのダイアは画像の赤いファセット(パビリオンメインファセット)をより太めにし 従って青色の明るい
ロワーファセットの面積が小さくなり又パビリオン角が浅めにカットされるので 暗いダイアが多いのです
古い鑑定書ですが 左側は明暗がハッキリしていますでしょ(ロワーファセットが明るい)
こんなイメージのメレダイアを選びます
右側は左と比べると全体に暗いでしょ どちらかと言うとH&Cはこんな感じです
両者での違いはパビリオンの%で左側は43.5% 右側は42.5%です
1%の違いでこんなに違うのですよ
このダイアはネット上で売りに出ているダイアでH&Cと言っていますが 明らかに暗いでしょ
ダイア選びに於いてロワーファセットの抜け感(明るさ)がとても重要です
そしてVG&GDでもプロポーションの違いでこんなに違います
シンプルに左はロワーファセットが明るく 右は暗いでしょ
つまりVG&GDの中からでも左側のようなダイアを選べばまだ救われますが 右側を選べば”レミゼラブル”です
メレダイアの値段もこの”上・中・下”に準じています
ジュエリーの安さを強調する業者さんは 枠は一発吹きで仕上げなし そしてメレダイアは画像右側のような
それもキズのあるものなら 当然安く買えるので こういうメレダイアを留めれば安く感じさせることができます
そして「メレダイアはVG&GDのVS-SIを留めています!」とサラッと言っておけば
何か納得させられてしまいそうです
画像で見れば暗く汚く見えますが 現物はダイアなので少しは光っていますから
こうしてメレダイアは正しく選ばれることがとても重要です
そして枠に対して正しいサイズのメレダイアを匠によって留められると 間違いなく美しいジュエリー
になるのです
メレダイア選びはそれだけでなく 今は合成ダイアモンドが混ざっているリスクがございます
ソーティングが取られていないので皆さんも気持ちが悪いのではと思います
「うちのは大丈夫⁉」という商売人の口を無条件に信じてはダメで ここは鑑別書を要求すべきだと思います
それでは皆さん 良い連休をお過ごし下さい!
お仕事の方は頑張って下さいよ!
さあ バック to メレダイアっ
アンレーおじさん













