「安いっ!」って?
皆さん こんにちは!
「安い!」をウリにするお店の凄いところは ”安い”を実現するのに”ネガティブ”な要素を抱えながら
「安い!」そして「綺麗!」を殺し文句に商いを成立させてしまうところです
ネガティブその①
加工はすべて一発吹きの鋳造品で仕上げはされていない
青矢印のところは簡単なのでさすがに仕上げをされていますが
ダイアが留められる内側は間違っても仕上げはされていません(これは断言できます)
でもお客さまが 「仕上げはちゃんとしてありますか?」と聞くと
「勿論されています」と答えると思います
手間を省くためメーカーというか枠やさんが用意している枠を使っているところも多いです
例えば以下のような
サイドのメレダイアは在庫負担がなくて済むのでメーカーに用意をさせている場合も多いです
「VVSクラスの綺麗なメレを」とか
「そこそこでよいのでVS-SI のメレ」とか
「クラリティがIクラスでもよいからとにかく安いメレ」とか
結構適当かな
このように必要なメレダイアだけを用意させるお店も多いと思うので お店でお客さまが目にする
メレダイアがどこから来たものかはっきりしないと思います
勿論お店の販売員も知らないと思います
合成ダイアが混ざっている可能性もなきにしもあらずなので 誤魔化されないでちゃんと
鑑別書を要求した方が安心かと思います
ネガティブその②
ダイアはとにかく安さありきなので トリプルエクセレントと言っても適正基準外のダイアが多いです
この手のお店にダイアを売りに行って 例え綺麗な黄金比率や適正基準のダイアを見せても
オファーは適正基準外の安いトリプルエクセレントの価格です
安いをウリにしているお店との値段交渉は怖いんですよ
メチャクチャなオファーが飛んできたりしますから
このあたりは皆さんの前では決して見せない顔というか姿です
例え仕上げが施されていない枠にでも 綺麗なダイアを留めるに越したことはないので
この手のお店で買われる場合は出来れば黄金比率のダイアかそれに近いダイアを
使うように要求すべきと思います
勿論メレダイアも出来るだけ綺麗なものを使うように要求すべきです
うるさく要求すべきだと思います
それから積極的にクラリティがキズの目立つSI クラスを使うのも特徴のひとつです
SI クラスもトリックがあります
皆さんは不思議に思われないかもしれないですが クラリティがVS以上のものはGIAを使っている
ところでも SI になるとCGLやDGLとか国内の鑑定機関が圧倒的に多いのです
その理由は生産国のインドなどでGIAでSI が出なかったダイアを向こうで一旦IGI という甘い
鑑定機関でSI を出し 日本ではIGI で出ているのだからとプッシュしてSI を出させています
つまりSI のダイアを安く買ったつもりが 実はもともとI クラスという場合が多いのです
ネガティブその③
爪とかは太かったりで地金は十分に使っているようで 見えないところを中抜きをして
実は出来るだけ使わないようにもしています
ハイジュエリーでは”繊細”に作られていますが 鋳造の結果地金が”痩せている”のを
「繊細でしょ!」と説明したりもしています
彼らを観察していると売るコツは 「安い!」とか「綺麗!」とかポジティブに言い切ることやなと思います
「えっ綺麗まで言う??」と思いますが 凄いです
確かに敷居が低いのでとっつきやすいと思いますが 口を信じてはダメでちゃんとものを確認されて
判断した方がよいと思います
と言って以前もアップしたように海外のスーパーブランドがとんでもないダイアを使ったり
しています
ということはどこでも一つ一つ確認が大切でしょうか⁉
アンレーおじさん




