第四章 生かされるということ~葛藤~
私たち家族は、延命治療を望んでいなかった。
輸血も、栄養剤の点滴も、もうやめてほしかった。
これ以上、母を苦しめたくなかった。
けれど病院では、それらは延命治療ではなく治療だと判断された。
だから中止はできないと言われた。
安楽死を認めてほしい。
早く母を楽にしてあげてほしい。
そんなことばかり考えていた。
どんな形でもいいから生きていてほしい、なんて思えなかった。
思えなかったのだ。
神様なんていない。
何度そう思ったかわからない。
母が、何をしたというのだろう。
どうしてこんな目に遭わなければならないのだろう。
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