もう古い曲です。
けど、とてもいい曲。
題名は「The Sound Of Someone You Love Who's Going Away And It Doesn't Matter」
「君の恋人が去って行く音がするけど大した事じゃないよ」という曲です。
古い人はだれでも知っているかもしれませんが、若い人に知ってほしい。
ペンギンカフェ・オーケストラの曲です。
以前にも記事にしたことがありますが、YouTubeに載っていなかった。
昨日、ふっと思い出して検索すると・・・あるある、たくさんある。
この曲は10分もある長い曲ですが、少しボリュームを大き目にして聞くといいです。
昔、みんなでサーフィンやウインドサーフィンに行った帰り、遊び疲れてボーっとして車の中ではだれもしゃべらない。
車の中から、あたりをオレンジに染め上げた夕日が沈むのをボーっと見ていたら、この曲が静かに始まった。
悲しいような・・・寂しいような・・・優しいようなこの曲が、なんとも心地よく不思議な時間と空間を造ってくれた。
その日、自分がやってきたこと、思い切り楽しんできたこと、生きてきたことを「それでいいのですよ」と優しく認めてくれる曲。
そんな曲なんです。
聞くのは夕方がいちばんいいかも。
ジャンルでいえば環境音楽、サイモン・ジェフズという人が「この曲は素晴らしいですよ」と売り込んで回ったらしい。それがあのブライアン・イーノの目に止まった。
ふつう環境音楽系の曲は印象に残らないし綺麗だなと感じるだけですぐに忘れてしまいます。
しかし、この曲だけは不思議と耳に残りました。
この曲を教えてくれた友人が言ってた
「最後のほうで、バイオリンが泣くねん・・・」
それを聞いて、この曲を聴くと、確かにほんの少しだけ、泣いた。
静かな空間にスーッと音が溶けてゆく。
もう35年以上前の曲。
私は、この曲がどこかに消えてしまわないうちにとCDを買っておきました。

