「生きづらさをうむ、思考のクセ。 ~認知のゆがみ①」

の続きです。


それでは、どういった思考のクセが、「認知のゆがみ」と呼ばれるものなのか、

具体的に挙げていこうと思います。



1 白黒思考



ものごとに対し、白か黒か、ゼロか百しかないと言った

オールオアナッシンングな考え方。


例) ほんの少し失敗しただけでも、

全てがダメだと、諦めてしまう。

好きな人の、たったひとつの言動で

この人はもう、自分には気持ちがないのだと思う。



この考え方の人たちは、中庸を許さないので、

ストレスを溜めやすく、挫折を経験しやすいです。


これ、以前の私もそうだったから、よーく分かりますが、

摂食障害の子たちには、この傾向が強いです。

生真面目で、完璧主義。


白か黒だけじゃなく、グレーの考え方や

○か×だけじゃなく、△の考え方も出来るようになること。


「曖昧」を、自分に許せるようになること。


「いいかげん」は、悪いことではなく、「いい加減」なのです。



2 過剰な一般化



ひとつ嫌なことがあると、
「いつも決まって~だ」「すべてが~だ」と、考えること。



例) アルバイトでうまくいかなかった経験があるため、

どうせ次もうまくいかないだろうと、考える。



「案ずるより生むがやすし」


やってみなければ、結果なんて分からないのに、

この考え方の人たちは、ひとつの失敗にとらわれてしまうことが多いため

前に進めなくなってしまいます。


このような考え方をしていると、嫌なことが繰り返し起こっているように感じるので、

憂鬱になってしまいます。




3 心のフィルター



ひとつの良くないことに、こだわってくよくよ考え、

他のことはすべて、無視してしまうこと。


例) 仕事のプレゼンで、たいていの人からは大変評価が良かったのに

たった1人から言われたアドバイスが頭から離れず、落ち込む。



良かったことを、そのままに評価出来ず、

悪いことばかり心に留めてしまうので、


自己肯定感も低下するし、

気持ちも落ち込んでいきます。




4 自己関連づけ



何か良くないことが起こった時に、自分には責任のないようなことでも

自分のせいと捉えてしまうこと。



例) 同僚が挨拶をしてくれないのは、自分が何か悪い事をしたせいだと考える。

夫が家で不機嫌なのは、自分が嫌われているからだと思う。



他人に、100%の影響を及ぼすことは、不可能です。

けれども、全て自分のせいなのだと背負い込むと、

罪の意識を感じることが多くなり、自己肯定感が下がります。


相手には、自分の知らない相手の事情というものが、存在します。


それをすべて自分に結びつけて考えることは、

ある意味自己本位であり、自意識過剰ともいえます。




5 過大評価と過小評価



自分の短所や失敗を大げさに考え、

逆に、長所や成功したことを、あまり評価しないこと。


例) ひとつ面接に落ちたくらいで、「私は一生就職できない」と思う。


みなから褒められるぐらいの仕事の成果をあげたのに

「これはマグレだ。次はない。」と思う。



最初に挙げた「白黒思考」に被るところもあり、

このように「認知のゆがみ」の思考パターンは、どれか一つの分類に当てはまる

というものでもなく、

互いに重なり合っているものも、多いです。




Next ③に続けます。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ
にほんブログ村

↑週末は下がり気味~。なので、クリック頂けると嬉しいです!








読者登録してね