旅行記⑥ イギリス2日目(ブライトン・グラストンベリー) | 占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

「宙」という文字には「永遠の時間」という意味があります。
時は無色透明ではなく、無限の彩りに満ちた物語のような連なりです。
西洋占星術を通して、時に込められたメッセージを読み解きます。

※記事内のピンク色の文字は一緒に旅行した竹内真知子さんのコメントです。



5月14日(火) 
イギリス2日目。天気は雨。

今日はクリスさんの運転する車でブライトンのホテルを出発して、
グラストンベリーへ向かいます。
僕、愛さん、ユキコさんとクリスさんご夫婦の4人で
2泊3日の小旅行です~~。



通ったルートは多少違うと思うけど、
地図で見ると位置関係はこんな感じ。
 A:ブライトン
 B:グラストンベリー




日本と違って、山とか高い木がほとんどなくて
遠くまで緑の丘が広がっています。
一度だけ行ったことのある北海道に似てると思いました。



遠くに教会が見えます。
クリスさんが「この地域で最も高い建物だ」と教えてくれました。
(名前は忘れたけど)

クリスさんはユキコさんに冗談で「人間電子辞書」と呼ばれているのですが、実際その通りで、とにかく博識です。
知識の幅が広くて深い。
運転しながら通過する町の特産品や名所を教えてくれたり、
目にとまった建物のドアの形から、
「あれは○○王朝時代の○○様式、18○○何~18○○年頃の建物だ」
と教えてくれたり。
具体的な数字や固有名詞を正確に暗記しているのがすごい。

占星術の話になって誕生日を伝えたら、
そこから太陽星座(サイン)だけでなく
太陽の度数までぱっと出てきたのには驚きました( ゚д゚)



印象に残っているのは、
「ホロスコープは日本の『漢字』に似ている」という話題です。
1つの漢字にも様々な意味がある。
ホロスコープも同じで、頭で考えるものではなく感じるもの。
昔はエフェメリス(天文歴)と電卓を使って
手計算で天体の位置を特定していたけれど、
今はパソコンで簡単に図が作れるようになった。
それによって、抜け落ちてしまったものがたくさんある。
図の間違いにも気付けない人が増えてしまった。
ホロスコープから、実際の空をイメージすることが大切。
東の地平線はどこで、南中のポイントはどこか。
天体は地平線の上なのか下なのかをイメージすること。

航海士として実際の星空を眺め続けてきたクリスさんならではの
素敵な視点だなあと思いました。

僕は手計算でホロスコープを作ったことはないのだけれど、
「頭で考えるのではなく、感じるもの」というのは
経験的に分かる気がしました。
ホロスコープを見た第一印象で感じることもあるし、
全体をじっくり読み込んだ後で
時間をおいてから浮かび上がってくることもあります。

たまに、もっと本を読んで情報を増やさなきゃと焦るけど
自分が今ここで「感じること」を大切にしようと思いました。



途中のサービスエリアでひと休み。
車内でユキコさんの手作りベーグルサンドをいただきました。
クッキーとクラッカー、ブドウ、水筒に温かいミルクティーまで
いろいろとユキコさんが用意してくださって、わいわい楽しい~!



ユーロスターの車窓からも見えていた
オイルシードレイプ(菜の花)の畑です。



石造りの建物。
イギリスには築百年を越える建物があちこちにあるので、
築数十年はまだ「新しい家」なのだそうです。



地域によっては、街の景観を守るために、
住宅の色や形にはルールがあるそうです。
京都みたい。
すごくいいと思う。






あっちこっちに放し飼いの羊がいます。


目印の小さな看板を見つけて脇へ一本入って少し走ると
トールが見えた!!
こんもりとした山のてっぺんに塔が!感激~~!

トールからの田舎の景色が美しいから、ここに行きたいなと思ってたのが
実現して感動~!!地球の裏側からはるばるやってきたのかと思うと
目の前に見てるのか不思議です。



宿泊先の「Middlewick Holiday Cottages」に到着!
ブライトンのホテルを出発してから4時間半かかりました。

鉄道が通っていない、バスの本数も少ない。
車じゃないと来れない場所です。
ユキコさんご夫妻に出会う前は、
国際免許を取ってレンタカーを運転しようとも考えたのですが、
結果的にこんなに快適に来れることになってよかった~。



早速、宿泊先のお部屋へ。
この日は曇り空だったので、
外観の写真はまた後日の方に載せます。

 

キッチン。
お鍋が数種類、包丁、まな板などの調理器具と
食器、カトラリー、スポンジや洗剤が一通り揃っています。
小さな冷蔵庫、トースター、オーブンまであるので、
食材を持ち込んで滞在するのによさそうです。
2週間くらいここで生活したーーーーい!





リビング。
この部屋、数か月前にフェイスブックで
「こんな部屋が理想です」とシェアした写真にそっくり。
白い壁と木の梁が素敵です。

壁の色や雰囲気が、自分が住みたい理想の家に似てるので
びっくりしました。
今見ても幸せを感じるコテージです。



奥にある暖炉みたいなのはファンヒーターです。
窓際にも暖房があって、
これは夜になると自動で動きます。
(夜にならないと動かせない。)

それから、ここではWi-Fiが繋がります。
この部屋のソファーに座って
Mac book Airでつぶやきました。



この廊下の右側がシャワールーム。
浴室内に暖房がついていたけど夜は本当ーーに寒くて、
シャワー浴びるのに勇気が要りました。






寝室。
窓から見える隣のコテージと緑がきれいです。
ここにも暖房があります。
 





こっちはユキコさんご夫妻が泊まるコテージ。
スタッフの方が暖房の電源をチェックしていました。
Middlewickには幾つかのタイプのコテージが集まっていて
広さも宿泊料もそれぞれ違います。

ちなみに僕が泊まった方の部屋の宿泊費は、
2泊で約24000円(2人分)でした。



ユキコさんが持ってきてくれたお菓子と
遠足みたいな水筒に入った温かいミルクティー。



外は小雨が降っています。



ここで飼っているわんこがお出迎えしてくれました(* ´ ω ` *)
アリーとマギー。
「ラブラドゥードゥル」という、
ラブラドールレトリーバーとプードルのミックスだそうです。

動物を見るとデレッデレになるのが面白い。



山羊?



トコトコ歩いてきた。



広々したスペースで飼われている鶏。
売店の生みたて卵は絶対美味しいに違いない。






この日の夕食は、ユキコさんが持ってきた食材でお料理してくれました。
きれいに折り畳まれた紙ナプキンに感激!!!
小さな気配りから、
「すごくおもてなしされてる」って感じました。

ユキコさんはトータルで6年ほどイギリスに住んでいるのですが、
(クリスさんと結婚されてからは約3年)
イギリスの文化や習慣にとても詳しいです。
わからないことはクリスさんにすぐ質問して、
常に何かを学ぼう、受け取ろうとされているのが素敵だなと思いました。
関西生まれのノリの良さもあるので、
より一層年齢よりも若々しく見えます。



夕食のメインはオーブンで焼いた牛肉のパイ。
グレービーソースという、塩気の少ないデミグラスソースみたいな味付けでした。
イギリスではとってもポピュラーなソースだそうです。
付け合わせはグリルしたブロッコリー、ニンジン、ジャガイモ。
赤ワインもいただきました。

外は小雨が降っていて
日没後は上着がないと「寒い」と感じるほどでした。
なので、オーブンから出てきた暖かい料理が嬉しかったです。

オーブンのお料理を振る舞うのが
イギリスでは伝統的で一般的なおもてなしらしく、
どの家にもだいたいオーブンがあるそうです。
デザートも冷たいものや生のフルーツよりも、
火を通した温かいプディングなどを出すのが好まれるそうです。



この後、暖炉(電気の)を囲んでミルクティーを飲みながら
みんなで雑談をしていたら
クリスさんの占星術講座が始まりました。
ほぼ個人レッスン!!
慌ててメモを取りに行きました。

クリスさんはゆっくりと丁寧に
言葉に静かな力を込めるように話してくださいました。
この日は運転で疲れているはずなのに、
71歳と思えないほどにエネルギッシュでした。

その時は、英語がわからないもどかしさよりも
「どうしても内容を理解したい。もっと知りたい」気持ちが勝っていて、
ユキコさんに通訳ヘルプを頼む前に
ぐちゃぐちゃ英語でもどうにか会話している自分に気がついてびっくり。
貴重な経験でした。



以下は、その時の走り書きメモです。
録音すればよかった(笑)。

***

・ASC…自分から見た自分自身。
・月…他人から見える自分の姿。人が自分に対して持つ印象。
・太陽…インナーセルフ。スピリット

・太陽と月のイージーアスペクトは幸運や快適さを表す。
 悪く出ると変化を求めない姿勢を表す。
・太陽と月のハードアスペクトは葛藤を表す。
 チャレンジ精神やより良くしようとする意識。押し出す力。

・月のアスペクトは、母親との関係を表す。
・月のハードアスペクトは、母親と疎遠か逆に過干渉。

・出生図を読む順番(優先順位)
 1.ASC、太陽、月のサイン、ハウス、アスペクト。
 2.惑星がどこに偏っているか。エレメントの割合。
 3.アングル付近にある天体

・トランシットの海王星は、「completely changes」。
 その分野を完全に変化させる。

***



優雅で、アカデミックで、贅沢で、
そしてアットホームな夜のひと時でした。



この後私は体調崩して熱を出してしまうのですが、
翌日のトールに登るための、浄化とか体の中の整理なんかなと思いました。
ユキコさんも、以前グラストンベリーで私と同じ症状になったそうです。
風邪の症状じゃなかったので~。
パリ~イギリスの乾燥が喉に来てしまい、寝る時はマスクが手放せませんでした。



旅行記⑦へつづく