瑞巌寺の御軸と、「走れ!移動図書館」の本 | しゃっぴいおばさんのブログ

瑞巌寺の御軸と、「走れ!移動図書館」の本

暮れに瑞巌寺を訪問する友達に気持ちばかりのお布施を託したら、今年も素敵な御軸をいただきました。



「薫風自南来」
エアコンの効いた部屋を飛び出して、四季の移ろい、動物のなりわい、豊かな自然に触れることで自ずと気づくことがあるとの意味だそうです。
そんな1年になればと、改めて思いました。

震災から3年が経とうとしたこの時期に、昨日は知人の書いた本のサイン会があり行ってきました。


出版した本は、「本で寄り添う復興支援」の副題が示すように、東日本大震災の直後に立ち上げられた、被災者の心の回復のために「本」をとどける移動図書館プロジェクトの誕生から現在までを綴ったものです。

書名:走れ!移動図書館
    ちくまプリマー新書208
著者:鎌倉幸子
出版社:筑摩書房
ISBN: 978-4-480-68910-8

同じ日に、震災に関わる御軸が届いたり、イベントがあったりと、今年も命を意識して動けということでしょうか。
著者の鎌倉さんの人柄で、サイン会には多くのファンが駆け付けていました。
震災復興の活動は花火のようなものでなく、地道な活動の積み重ねです。
この本を多くの方が手に取って読んでくれることを願っています。

帰りに何人かで食事をしたのですが、なんだかんだと人が入れ替わり立ち代わり現れて、ちょっとした新年会になりました。
今年は素敵な仲間と新しいことが出来そうな、そんな予感を感じさせてくれる楽しい夜を過ごす事ができました。

そして、今日は定期検診でCT検査を受けてきました。
結果は来月までお預けです。

主治医と話している中で、「生きてるだけのくらし」と書かれた年賀状に釘付けになったこと。
私もそう感じる日が来るかもしれないと話したら、先生から「その生きてることに意味があるのではないでしょうか」と、思いがけない返事が返ってきました。
そして、教師時代のクラブ活動の最中に事故で手足を失い筆で創作活動を続けている星野富弘氏の話になりました。
主治医とそんな話ができるなんて、ちょっと素敵な関係と思いませんか?
そんなわけで、今日はハッピーな気分になれた1日でした。

そうそう、もう一つ気になった年賀状を紹介します。
八代に住むお寺の住職の友達がいます。
「娘も片付き、あとは机の上と自分を片付ければお仕舞」と書かれた年賀状の最後に、肉筆で、
「年相応の事をしてください」
と書かれていました。

私は、彼のように悟れないから、最後までのたうちまわって今年ももがいて生きていきます。