公開セミナー「知っておきたい治水と水辺利用」の講演を聴いてきた
9月9日、茅場町のリバーフロント研究所で公開セミナー「知っておきたい治水と水辺利用」の講演を聴いてきました。
講師は、亀島川にぎわい創出協議会の皆川典久さんと、リバーフロント研究所の土屋信行氏。
皆川さんは東京スリバチ学会の会長で、最初に「オランダから学ぶ治水と利水」の話がありました。
オランダを視察し、もともと海抜0の開拓地にできた街の様子や仕組みが紹介されました。
続いて土屋先生からは、「知っておくべき治水の話」がありました。
『防災行政 災害列島ニッポン 防災プロフェッショナル9人の提案』や『首都水没 (文春新書 980)』などの本も出版されていて、
江戸川区の元土木部長だったと帰ってから知りました。
昔の積乱雲はざっと雨を降らせて終わりだったのに、線状降水帯がなぜできるのか、文字で読んでいて分かったつもりでしたが、温暖化との関係を詳しく説明してくれて納得。
日本で台風が発生するのは、もう日本が亜熱帯になっている証拠なんだそうです。
最近は洪水の専門家としてテレビやラジオでよく出ているそうです。
10月にはさんまさんの番組にでも出演します。
千葉市の洪水や最近の洪水の原因の一つとしてスリバチ地形の話が出るたびに、皆川さんに目線を向け申し訳なさそうに話していたのが印象的でした。
内水氾濫と外水氾濫の違いやマンホールが噴き出す原因など、本当に説明がわかりやすい。
日本は水害と共存しながら生きていく工夫があり、アメリカとの政策の違いなどの話もあり、
都会で災害時に救助されたければ近所の人と行き来するには説得力がありました。
雨が降っていて行くのをしぶっていたのですが、伺って正解。有意義な時間を過ごすことができました。
毎度おなじみのHさんのお誘いでしたが、誘ってくれてありがとうございました。
選書センター大賞2026と、佃島情報の紹介
友人からの情報を2つ紹介します。 ▼選書センター大賞2026 これから投票が始まる、選書センター大賞2026に、俳句仲間のDさんが担当した『ゆれる日本語、それでもゆるがない日本語』が 中学校部門「8類:言語・日本語・外国語」ジャンルで、ノミネートされました! とのことで、宣伝です。 図書館員が選ぶ選書センター大賞2026のurl https://sensho-c.jp/sensho_award2026/
2026年特設サイト https://sensho-c.jp/sensho_award2026/ 中学校部門 投票ページ https://forms.cloud.microsoft/r/Gxmtgc7j3s ▼佃島情報 こちらは佃島の冊子を作っているTさんからの情報です。 先日NHK 国際放送で佃月島が紹介されました。 ナビゲーターは私たち地域雑誌の発行人の芝浦工大の志村教授で、とても良い内容にまとまっています。 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/2102080/ インタビューは日本語ですので安心ください。 よろしければご覧下さいとのこと。
また地上波9チャンネルで、佃大祭が放送されます。こちらもよろしければ!
三重県伊勢市の皇學館大学で開催されたCode4Lib JAPANカンファレンスに参加してきた
Code4libは、アメリカを中心に活動する図書館の情報技術活用に関するエキスパートたちの集まりですが、Code4Lib JAPANでは、日本の図書館における情報技術活用の停滞という現実を踏まえ、エキスパートに限らず、一般のライブラリアンに広く門戸を開放することで図書館における情報技術活用を促進し、図書館の機能向上と利用者の図書館に対する満足度向上を目指します。
とはいうものの、実行委員に友人が一人いるものの、私を含め周囲の友人にはなかなかハードルの高いコミュニティなのです。
私、今月いよいよ後期高齢者に突入します。
その記念に、年寄りに果たしてどれだけ理解できるのかと無謀にも参加を決めたのでした。
9月6日、午前中は前夜たまたま一緒だった東京国立博物館のAさんに、子守ならぬ婆守をお願いして下宮とせんぐう館を一緒に見学し、会場の皇學館大学へ向かいました。
私の人脈作りは「あつかましさ」と友人に指摘された通り、6日、7日の2日間は会場でもべったりとAさんの近くに陣取って、休憩時間には色々な質問をして、本当に最後まで面倒をみてもらいました。
カンファレンスは、こんなプログラムで進行しました。
進行中も、お知らせや質問などは「Discord」というアメリカで開発されたボイス・ビデオ・テキストコミュニケーションサービスを使ってやり取りします。
元々はゲームプレイアーを中心に使われていたトークアプリで、lineのようなものです。
今回の参加者は確か92名。お伊勢参りを兼ねての初参加の方も多かったようです。
参加者は、図書館関係、大学関係、研究者に博物館関係者など多岐の分野にわたり、大学関係者が多かったように感じました。
スピーカーの皆さんは頭の回転が速いうえに、短い時間に濃い内容を話すものだから、必然的に喋りが早くなります。
私には2倍速以上の喋りに聞こえ、言葉も難しい、ついていけるわけがありません。
それでも皆さんは、しゃべりながら聴きながら「Discord」にもせっせと投稿し、随時内容はupdateされていて、カンファレンスが終わった夜には、こんな素晴らしい報告書ができていました。
カンファレンスは、知らない言葉のオンパレードです。
「技術書典」は文学フリマのような、技術書のマニアック世界。
Zindiesは、個人制作の小冊子のZINEのデータベース構築を通じて、クリエイターと店舗、そして読者とのつながりを構築し、それによってさらにZINEが生まれてくる世界を作るためのWebサービスなんだそうな。 冊子は作るけど世の中には公表したくない、ISBNはふりたくないという方もいるという話に「へェー!」。
いちいち上げるときりがない。
言葉そのものがわからない話は、なんとなく想像して感覚だけで感じ取りました。
そのほかにも、
AIが記録の手助けを支援してくれるレファレンス記録支援はなかなか面白い発想でした。
皇學館大学の学生による「OPAC改革」ゆる募「あったらいいな」などは実現するかどうかは別だけど学生らしい視点。
総じて感じたのは、「こんなのあったら便利かな」や「2つのシステムのデータの橋渡しが面倒なのでつなぎのシステムを作ってみた」など、不便さや好奇心が原点にあること。
やってみて失敗したら考える、それってとても大事です。
休憩時間に、Aさんや近くに座っていた博物館のSさんに色々聞けたのはラッキーでした。
あまりに膨大な情報量なので、どこまで整理できるかわからないけど、Code4Libアレルギーの方にどんなコミュニティかをWebコラムで紹介しようと思っています。
少しでも関心を持つ方が増えると嬉しいですね。
スタッフの皆様、お世話になりました。
桑名で蛤三昧
9月6,7日に三重県伊勢市の皇學館大学で開催されたCode4Lib JAPANカンファレンス2026に参加してきました。
前日のエクスカーション(見学会)に申しこもうとしたら既に定員達成で締め切っていて、
そこで思い出したのが、息子が中高で一緒だった桑名のTさん。
突然の連絡にも関わらず20数年ぶりに会うことができました。
確か前回会ったのは、桑名のPFI図書館が出来た時ではなかったか。
ということで、初めて蛤料理を堪能してきました。
桑名市は濃尾平野を流れる木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の河口にあり、汽水域に蛤が取れるのです。
蛤を堪能したのは、魚重楼という幕末の頃までは網元をしていたという明治時代から開業している老舗。
蛤懐石は、前菜に始まり
酢味噌と梅肉和えの酢物
珍しい蛤の南蛮漬け
焼き物。蛤は貝の柄が年輪のようになっていて何年物かわかるそうです。これは5年物。
蛤の茶碗蒸し
蛤の磯部揚げ
鍋物
蛤茶漬けもあったのですが、さすがに手がでず、写真撮るのを忘れました。
常連さんは、鍋物の出汁で雑炊やうどんを所望するのだそうな。
最初の前菜とデザート以外は全て蛤!
一生分の蛤をいただきました。
食事のあとTさんが六華苑に連れて行ってくれました。
六華苑(旧諸戸清六邸) は、山林王として知られた実業家、二代諸戸清六の新居として明治44 年に着工、大正2 年に竣工されました。
洋館は、鹿鳴館やニコライ堂などを手がけ「日本近代建築の父」とも呼ばれたイギリス人建築家 ジョサイア・コンドルの設計。
邸宅は、揖斐・長良川を望む約18,000 ㎡の広大な敷地に、洋館と和館、蔵などの建造物群と「池泉回遊式」庭園で構成されています。
本当につながっているんです。なんだか不思議な感じです。
諸戸家は代々庄屋をつとめていた家系で、負債を抱えたりしながらもコメの先物取引で財をなし、明治維新の後も新政府高官や三菱財閥の知遇を得て事業を拡大しました。
また次々と田畑を開墾し、山林を植林し、日本一の大地主となりました。
私が一番感銘を受けたのは、当時飲料水事情が悪かった桑名に私財を投じて上水道を引き、一般市民にも開放して桑名のまちづくりにも貢献した篤志家であったこと。
昔の人は私利私欲だけでは動いていないのよね~
桑名は、江戸から来た旅人が宮宿(愛知県)から船で渡り、伊勢路へ足を踏み入れた地でもあり、七里の渡し跡は車から覗いてきました。
雨でなければ散策も楽しかったでしょうが、蛤を満喫したので贅沢を言ってはいけませんね。
桑名の魅力を紹介した冊子があります。
桑名ほんぱくはWebでも公開されています。良かったら覗いてみてください。
Tさん、素敵な時間をありがとうございました。
5回目のいすみ市は伊勢海老ツアー
友人がいすみ市の図書館立ち上げのため4月から行くことになり、引っ越し準備から数えて、今回で5回目となるいすみ市です。
今回の目的は、ずばり「伊勢海老」。
いすみ市は伊勢海老の漁獲高が全国でもトップクラスということも、友人が引っ越してから知りました。
ということで、
まずは日曜朝市で、タコとサザエとなめろう寿司を堪能し、
午後は図書館で本の整備のボランティア。
開館中の図書館で堂々と作業するのもどうかなあとか思ったけど、こんな作業もどんどん見せていった方がよいかもです。
そして、夜はお目当ての伊勢海老を堪能。甲殻アレルギーがいるので、フグもみんなで分け合いました。
夜はワインを飲みながら、短歌カルタに興じ、愚痴を吐き出し、
私は早めにダウンしたけど、若い皆さんは12時までおしゃべりを楽しんだようです。
翌日は、八幡岬から観光スタート。
途中、洗濯機の買い替えのためYAMADA電気に立ち寄り、太東崎灯台へ。
灯台は崖の浸食がひどくて、場所を移動したこともあるのだそうです。
みんな灯台ではなく海を見ているのよね~
飯綱寺で、波の伊八の欄間も見ました。
ランチは青いプリンのお店波音で海プリンを食べ、
一宮町の 玉崎神社を参拝し、石の上を素足で歩く行をみんなにも体験してもらいました。
痛いけど、行のあとは足裏がポカポカします。
星空の図書館の時間調整に寄った万木城公園では、タマムシ観察会をしてはしゃぎました。
古民家シェアハスの住民が、敷地内にある物置だった納屋を改装して、本を持ち寄ってできたという星空の小さな図書館。
気軽に立ちよってもらえる場所である一方で、色々な地域のイベントにも参加しています。
友人の住む山武市の資料も見つけました。
一生分の伊勢海老を堪能した、1泊2日の大人の修学旅行の報告でした。






























