信頼(1)
翌日出勤し、ほどなくしてピグインすると
牡丹から〝おいで〟という短い手紙が届いていた。
早速、牡丹の部屋に行く。
当然サコもいるだろうと思っていたが、
あたしのピグを観て消えるワケでもなく・・・。
牡丹があたしも座るように椅子を置いてくれた。
牡丹が気を使ってくれる。
と、続きを話し始めるサコ。
なんとか例の話にもっていきたい。
〝あたしの手紙読んでくれたかな?〟
場の空気を読んで、沈黙を見計らって・・・
そんな時に限ってミスタイプヽ(;´Д`)ノ
取り付く島もなく、サコの吹き出しが・・・ヾ(_ _。)
10分以上経ったけど
結局、一言も話す隙を与えられず相槌を打つのが精一杯だった。
牡丹はそれを察して、あたしにも話題を振ってくれるが
その度にサコが話題をかえる。
〝ピグとも〟を切らずにいたのはこーゆぅことか。
と、思わざるを得ないほど、サコの
牡丹への独占欲をまざまざとみせつけられているようだった。
少し沈黙が続くと、〝ひそひそ話〟の機能を使って
あたしの悪口でも言っているのではないかと思えてきた。
(;・∀・)・・・
いや、当然。
牡丹は陰口をするような人じゃないから
これは完璧な疑心暗鬼なのだが・・・
ここまで無視されると・・・。。(〃_ _)σ∥とほほ。
これも想定内、そーてーないヘ(゜▽、゜*)ノ
って精一杯踏ん張っていた時だった。
と、牡丹の吹き出しが出たと同時に牡丹のピグが消えた・・・。
ナイス牡丹!
二人っきりで話すようにと
気を利かせてくれたのだと思ったあたしが再び画面を見た時には
(`Д´≡`Д´)??
いなくね?
ひとり取り残されるあたひ・・・
( ̄□ ̄ *)( ̄□:;.:... ( ̄:;....::;.:. :::;..::;.:
なんか透明人間もとい、透明ピグになった気分。
こんな風に牡丹に呼ばれ短時間でも3人で過ごすのだが
そこに一切あたしの存在がない。
という日々が数日続いた。
聞きそびれてしまった〝手紙読んでくれたかな?〟というセリフは
日増しに言い出し難くなっていき
かといって又手紙で送るのもなんとなく違う気がして。
ピグともを切るワケでもなく、同じ時間を共有してはいるが
存在は完全無視。
というサコの態度をどう受け止めたらいいのか分からずにいた。
そんなあたしに牡丹は〝もぅ少し様子みよ〟って言うばかり・・・。
ピグで時間を共有することによって
何か解決の糸口が見えてくるんぢゃないかって
画面の前で引きつり笑いをしながらチャンスを伺っていたある日。
( ̄◇ ̄;)エッ
アマネ・・・?
瞼をこすって何度も確認したが、やつぱり・・・(汗
つぃこの前ですよ。
永久の別れをしたと思っていたはずの
アマネがなぜ此処に?
ここどこ?ってオイ。
あたしの渾身のぉ!!
〝もぅピグでは会わない〟って台詞はどこいったぁ~p(`ε´q)
この飛んだ訪問者の所為で・・・
あたし達の行方が思わぬ方向に!?
つづく。 >>