「学校で不安になりながら過ごしているので
家に帰ってきて大暴れします」
「学校で困っていることがあっても
先生や友達には話せないみたいで
そのぶん家で爆発します。」
そんなふうに悩むお母さんたちの声を
本当にたくさんお聞きします。
子どもからしてみると
学校で困っていることを
先生にも
「困っている」と
自ら言えれば
そもそも
そんなに困らずにすむんですよね。
でも、それが言えずに
一人で不安を抱えて
困って、困って、困って
自分でもどうしようもなくなって
最後に爆発せざるをえないわけです。
困っているのにどうしようもできない不安…
伝えられないことのかんしゃく…
毎日爆発してかんしゃくをおこす子に
振り回されてしまうお母さんも大変ですが
当の本人の子どもはもっと
苦しんでいます。
そんなお子さんには
「困った時には困ったと
言っていいんだよ」
と伝えてあげてください。
分からないことを
「分からない」と言うことが
苦手な子もいるので
これも練習が必要です。
大人になったときに
一番大切な技術は
「相談できること」
だとおっしゃっていました。
でも、
「相談する」という行動は
とても難しいスキルなんだそうです。
それはなぜかというと
人に相談するためには
①まず、自分が今何に困っているのか
自分の困難や課題を
認識しなければなりません。
②そしてそれを言葉に置き換え整理します。
③そして相談すべき内容を
相談すべき相手を見極めて
相談していく。
④相手のアドバイスを受け入れて
今までの自分の考え方ややり方に置き換えて
行動や考えを修正して成功させていく。
「相談する」という行為には
こんなふうにたくさんのステップが含まれていて
たくさんの技術が持ててはじめて可能となり、
切り替えの力もかなり必要になってきます。
「相談者として育てる」
というつもりで育てないと
このスキルを習得することは
とても難しいようです。
さらに
子どもが「困った」「つらい」と相談してきてくれた時には
「もっと頑張れ」ではなくて
「どうやったらいいかを一緒に考えようね」
「困ってるっていうことをママに言えたのって
すごくかっこいいよ」
としっかりほめていくことが大切なんだそうです。
(そこを伝えないと子どもは分からない)
そして
「大人に相談したらいいことがあった」
という体験を積むことで
実際に困ったときに
相談できる大人に育っていくそうです。
今の学校教育では
自分一人で頑張れることがすごく価値が高くて
人に助けを求めることは
怠けている・甘えている・情けないこと
というように
思わされているような所もあります。
でも
困った時に
他の誰かに相談することができる力があったら
子どもが、この先、何歳になっても
どんなに困った出来事が起こっても
その子はきっと周りの助けを得ながら
乗り越えていける力を持った人に育っているはずです。
相談にのるために
そばにいてくれる大人の存在自体が
相談する勇気を
子どもに与えます。
私自身も
子どもに勇気を与えられるような
大人でありたいと思っています。
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