ブログ1日5回更新 | kyupinの日記 気が向けば更新

ブログ1日5回更新

患者さんで、自分のブログを僕に見せたがる人がいる。ぜひ見てほしいと携帯で見せてくれるので、少し読んでコメントを言う。(見せられると言った感じ)

ちょっと驚いたのは、最近の携帯電話の液晶画面の広いこと。いやに鮮明だし。

自分の携帯電話も古くはないが、メールに重きを置いておらず、軽くて画面も狭めのものを選んでいる。携帯電話業界でもアメブロのように専用のブログがあるようであった。その患者さんは、テンションが上がり始めると、

あのくらいテンションが高いと人生楽しいだろう。

といった感じにはなる。ピュアに上がり爽快感が大きいのである。双極1型と2型の真ん中くらいだが、今回は1型と2型の真ん中から15%ほど1型よりであった(←謎)。問題があるとすれば、例えば、

ブログを1日5回更新することであろう。

不要な買物が増えたり、電話の頻度が増し、また少し怒りっぽくなり家族の助言を聴かない。治療薬は、

もちろんリーマスである。

その患者さんの場合、服薬はしてくれるので相当に対処しやすい。本人が服薬を嫌うかどうかで治療的には大違いである。(服薬しない人なら間違いなく入院であった。)

僕がそのブログを読んで思ったことは、けっこうまとまっていること。滅裂思考といった感じではない。その患者さんは上がり始めると、幻聴が活発になるので、妙なことを書いてもおかしくないのだが、幻聴はその患者さんの行動や思考を侵食しない。

つまり、外部からの侵入がない感じなのである(謎)。

だから悪くなり始めてからずっと外来で経過観察していた。タイミング的に入院させる機会を失ったと言ってもいい。その期間に定期試験があり合格したらしい。

その患者さんの処方はリーマスとロナセンの2本立てである。ロナセンは表情を改善し、しかも体重を増加させず、幻聴にかなり有効である。その患者さんのニーズに合っている。

厳密には、躁状態時の活発な幻聴にはロナセンはそこまで効果的ではない。しかし軟着陸態勢に入ると、劇的に効き始める。リーマスとロナセンの組み合わせは治療の面で連続形になっておらず、なんだか自分でも妙な処方だと思う。(地球と火星だけ抑えていて、他の惑星は放っている感じ)

今回はなかなか良かった。試験も全勝だったと言うし、いまや幻聴はほぼ消失し「微妙に双極2型」程度には収まってきているからである。

しかし・・リーマスをしっかり飲んでいて、躁転したのはショックだ・・

試験直前に躁転したので、これは留年になるかも?と心配していたからである。


White Mountain (Genesis)Trespass(侵入)のアルバムから。1970年発表。ヴォーカルはピーター・ガブリエルである。(参考


The Knife(Genesis)Trespass(侵入)の一番最後に収録されている。ちょっとドキッとする楽曲であるが、このアルバムでは最も気に入っている。

参考
躁状態と携帯電話代
携帯料金と双極性障害
やがてネットから離れ・・