いのちって、本当に不思議だね。
あのとき、こんなふうに倒れて
もう生きる道は見えなかった状態だったとしても。
毎日、朝昼晩とずっとそばにいて。
話しかけたり、背や足をそっとさすりつづけていたら、
こんなふうに、
何もしていないのに“自らのチカラ”で起きあがって・・
今日が伐採だったのに、
「まだ根っこが生きている」ことが判明し。
とても不思議な流れのなか、
そしていろんな人の手が介されるなかで、
ふたたびいのちを吹きかえし、立ち上がっていきました。
以前よりも、安らかな顔で。
いろんな支えを受けながら、
でも「生きたい」と願った木のエネルギーが、
ここから静かに、でも強く伝わってくる気がしませんか・・?
自然は、ときにおとぎばなしのような出来事をとおして、
私たちに大切なことを教えてくれる。
『イキルチカラ』。
そしてその命には、やはり居場所というのがあって、
この木のように、
ただ自分の本当に望む場所で、ただそこに在り続けられたら
本当はそれだけでとても幸せなことなんですよね・・
「何をするか」以上に、「どこに在るか」も大切。
“そこ”を見つけた人は、きっともっと強くなる。
そして、木も人も、たった1人では生きていけないから、
弱さも見せて、支えあって生きるなかに本当の強さが
きっとあるのですね・・



