第三章 しがらみの世界
[被害妄想という魔物]
心理療法を受けていた時、
Bさんが私の左手薬指を見た。
Bさんの目に留まったのは、火傷の跡。
その瞬間、私はまた被害妄想の世界に入った。
私が小学生の頃、リビングでテレビを見ていると、
父が私の手にたばこの火を押し付けた。
そのような記憶を引っ張り出した。
「可哀想な私」の登場だ。
あの時の私は、本で読んだ‘機能不全家族’
という枠に収め、枠の中の
可哀想な自分を増幅させ、自分自身が
コントロールできなくなった。
事実は、たぶん・・・
ふざけていくうちに、
自分から父が持つ
タバコの火に指が触れたのだろう。
お人好しで、
温和な父の姿をみて、そう想う。
それなのに、私は父を責め、
自分だけの妄想の世界に住んでいた。
‘意地悪される自分’
‘ないがしろにされる自分’など。
自分が決めたように、
相手がそう想っているような証拠集めを
無意識のうちに始める脳の癖。
被害者である自分の姿を、
過去の記憶から引っ張り出したりもする。
ほんの少し勇気を出して、相手と話し合うと
沢山の誤解が解け、
相手も自分も大切にできる。
もしかしたら・・・
私だけの被害妄想?
そんなふうに、自分だけの世界から、
少しだけ・・・
周りの意見に耳を澄ますと、
自分自身を苦しみから救うことができる。
~ 今想うこと ~
被害者意識が被害者である
自分を引き寄せる(^^;
悪者の誰かを引き寄せる
心の中で
<悪者を想い描かなければ
悪者の居場所はなくなっていく>
ひとり、ひとりが心掛けていくと
悪者の居場所がなくなり
‘はて、どうしたものだろう?’
と、考えるチャンスを与える事となる
自分の生き方を振り返っていく
その過程に寄り添い、見守り
心を育てていくのが、
本当の想いやり・愛だと想う
追いかければ、
追いかけるほど、逃げていく
反発する
なので・・・
体験から学んでいく☆
被害者である自分の、心の内側には
加害者である自分という
意識が存在する☆
心の内側の加害者である自分
育てるのも大切な心の作業
<問題の根源>は
傲慢・怠慢・無知
なので、
・自分さえではなく、相手の立場になりきる
・人をコントロールするのではなく、
自分が動く
・目の前にある情報を受け取っていく
心掛けていくだけでも
社会は安全・平和
心地よい場所となっていきますね♪