あの未曽有の震災から、10日。
いつまでも、大した被害も受けていないアートテラーが、
自宅待機と開店休業しているわけにもいかないので、美術館に久しぶりに行こうではないか!
・・・と思ってみたものの。
まだまだ東京も本調子では無く、
開館している美術館は、そう多くはありません。。。
“どこかで、元気になる美術展は開催してないものか??”
ネットで調べていたら、
日本がこんな状況だからこそ、今一番行くべき美術展が再会しているではないですか!!
そう、、、
“生誕100年 岡本太郎展” です。
東京国立近代美術館にて、5月8日まで。
今年2011年は、岡本太郎生誕100年のメモリアルイヤー。
それを記念して、去年から大々的にプロモーションされてきた美術展です。
“TAROさんならば、今の東京のどんよりとした空気を、吹き飛ばしてくれるに違いない!”
その直感は、美術展を観てみて、正しかったことが判明しました。
これこそ、今まさに観るべき美術展です!!
どんよりとした気持ちが、一気に吹き飛ばされます。
良くも悪くも、力技で (笑)
アートの持つ力、というか、アートが持つべき力を実感できる美術展でした。
このタイミングで、こんなにもニッポン人を元気にする美術展が開催されているとは。
また新たな岡本太郎伝説の誕生です。



さて、これから行かれる皆様。
太郎さんの破壊力には、くれぐれも注意しておきましょう。
連日の暗いニュースで、下を向いている方は、
会場に入って、いきなりアッパーカットを喰らってしまいます。
僕らを出迎えてくれるのは、
《若い夢》 をはじめ、太郎さんの彫刻の数々。
そのまがまがしいまでのオーラと云ったら。。。
この展示空間だけで、お腹いっぱいになってしまうくらいのパワーがあります。
しかし、これは、美術展のほんのオープニング。
『ピカソとの対決』 や 『「きれい」な芸術との対決』 など、
さまざまな “対決” をテーマにした全7章構成の美術展が、この後に控えています。
初期の代表作である 《痛ましき腕》 や、 《重工業》 (展示は4/4まで) から、
《太陽の塔》 や、青山のこどもの城にある 《こどもの樹》 の模型まで。
展示されているのは、実に、 “生誕100年展” に相応しいラインナップです。
また、現在は渋谷駅に設置されている 《明日の神話》
その下絵も展示されています。
岡本太郎のすべてが、
この美術展に詰まっていると言っても過言ではないでしょう。
まさに、岡本太郎展の決定版といった印象でした。
いろいろと個別に紹介したい作品はありますが。
太郎さんの作品は、言葉にすれば言葉にするほど、野暮になる気がするので、割愛。
とにかく、美術展に行って、
太郎さんのメッセージを観る・・・のではなく、体感してみて下さい。
きっと、今抱えている不安やモヤモヤしたものが、吹っ飛んでしまうことでしょう。
美術展の最後に。
“東京に住んでいる人は、経済を回さなくては” という最近の口癖を呟きながら、
「岡本太郎アートピースコレクション」 のガチャガチャ400円 (←ちょっと高い!) をやってみました。
さて、何が出るかな何が出るかな♪
何だこれは! (笑)
一番、地味なヤツが当たってしまいました。
全8種類の中で、一番、いらなかったヤツだ。。。
相変わらずの自分のくじ運の無さに、不満も爆発だ。

