神奈川県民ホールギャラリーで開催中の “日常/場違い” です。
神奈川県民ホールギャラリーの開館35周年を記念する美術展なのに。
6人の気鋭作家による“場違い”な展覧会とのこと…。
“場違いって…。一体、どんな展示なんだ??”
“場違い” という響きだけで、
何とも面白そうなニオイがプンプンとしてきました。
これは、もう元お笑い芸人として、行くしかないです。
期待に胸を膨らませて、神奈川県民ホールに向かうと…

“!!”
(;つД⊂)ゴシゴシ
一瞬、見間違いかとも思いましたが、
ナニコレ珍百景候補の、何とも変な光景が。
“緑色の車が、空中に!”
近づいてみると、こんな感じ。

これは、久保田弘成さんの 《Berlin Hitoritabi》 という作品。
こんなヘンテコリンなものが、
こんな地味なホールのそばにあるなんて…
場違いです!

やっぱり、どう考えても変。
ちなみに、この作品。
会期中、何度か作家本人の手によって、
この車を大回転させるというパフォーマンスが行われるそうです。
いつもより多めに回っております(笑)
と、会場に入る前から、 “日常/場違い” は始まっています。
これは、もう会場に入ったら、どんな場違いが待っていることやら。
さて、先に結論から言ってしまうと、
この美術展は、予想よりも遥かに面白かったです!
“現代美術は苦手で…” という方にこそ、是非オススメしたい。
こんなに単純に楽しめる現代美術展は、そうないです。
反対に、現代美術が好きな人からすると、
一部の作品が、ただの悪ふざけのように映るかも (笑)
とにかく。
「美術は楽しいものだ!」 がモットーな僕的には、


星2つ。
星3つにしなかったのは、もっと他にも作品を観たかったから。
点数は、そんなになかったのです。
では、面白かった作品を、紹介いたしましょう!
…が、ネタバレになるので、
あまり多くは、語らないように注意します。
“あ~、本当は、全部しゃべりたい (笑) !”
まずは、先ほども登場した久保田さんの 《性神式》 という作品。
“えぇ~、何でこんなモノが (笑) !!”
神奈川県民ホールの地下1階に、
「アンビリーバブル!」 なモノが設置されています。
おそらく、神奈川県民ホール35年の歴史の中で、
コレが設置されたのは初めてのことでしょう。
まさに、場違い。
しかし、どうやって搬入したのか。
地下に地下鉄を入れるよりも謎です。
お次は、雨宮庸介さんの 《わたしたち》 という作品。
狭い扉を抜けると、そこには…
“!!!”
全く予想していなかった空間が。
あまりのことに、
一瞬、自分がどこにいたのか、わからなくなりました。
あぁ、言いたい。
言いたいけど、我慢します。
続いて、原美術館に近美にと、
今年やたらと作品を目にした泉太郎さんの数々の作品群。
この人の作品は日に日に、くだらなさを増している気がします (笑)
今回一番くだらないと思ったのが、
“笑いながら、笑った顔を描く” という、ただそれだけのことが延々と続けられるビデオ作品。
笑い袋と同じメカニズムで、つい釣られ笑いをしてしまいました。
少し楽しくなる動画でした。
そして、最後に紹介したいのが、
木村太陽さんの 《アンケート》 という作品。
展示会場に、何の変哲もない机が。
そこには、“あなたの夢を書いて下さい” と書かれたアンケート用紙とペン。
スタッフに促されたので、僕の夢を、その紙に書いてみました。
「書き終わったら、こちらに」 と、
スタッフに指されたのは、これまた何の変哲もないアンケート回収箱。
そこに、自分の夢を書いたアンケート用紙を入れると。。。
ネタバレになるので、何が起きたのかは言えませんが。
思わず笑いました。
美術館でリアルに笑ったのは、初めてのことだと思います。
皆様も機会があれば、是非♪
笑えますし、そして、木村太陽に少し殺意を覚えます (笑)
この男は、確実に “イケナイ太陽” です。
ちなみに、少しだけ、会場の様子がyoutubeで見れます。
ネタバレしたくない人は、見ないで下さいませ。