“ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション” に行ってまいりました。
これは、日本屈指の現代美術コレクターとして知られる精神科医・高橋龍太郎氏が収集したコレクション、
通称 “高橋コレクション” が、まとめて紹介される初の美術展。
出品作家 は、奈良美智、村上隆など国際的に活躍するアーティストから、若手アーティストまで33名。
出品作は、絵画、立体、映像、インスタレーションなど多岐にわたるジャンルで約80点。
まず間違いなく、日本現代アートの美術展の決定版と言えます。
きっと、現代アートが好きな方は、今回の出品作家のラインナップを見て、
「そうそう、こういう美術展を待ってたんだよ!」
と、ひざを叩いたことでしょう。
それくらい、現代アートの王道と呼べる美術展。
それだけに、
“現代美術って、どうも苦手で・・・”
という方にこそ、オススメしたい美術展です。
この美術展を観て、それでも、
“現代美術って、やっぱり、どうも苦手だ・・・”
と思ってしまったのなら、それは、もう現代アートに向いていないのです。
おそらく、生理的な問題かと。
(↑匙を投げました(笑))
そういうリトマス試験紙的な意味で、行く価値は大いにあります!


1つ星と3つ星の真ん中を取って、2つ星でしょうか。
実は、今回、この美術展には、
mixiで企画したイベントの一環として、行ってきました。
それは、
「みんなで美術館に行って、その後で感想とかを言い合っちゃおう!」
という企画。
特に、現代アートは、一人ではなかなか行かない美術展なので、
思い切って、参加者を募集してみました。
今回集まってくれたのは、20名の方々 (応募者が多かったので、上限を設けました
団体割引が、バッチリ適用されました(笑)。
さてさて、美術展を観賞した後に、
参加者の皆様には、一人一点、美術展で一番気になった作品を紹介してもらいました。
これが、まぁ、皆様、バラバラで面白い。
一番、人気を集めていたのは、
池田学さんというアーティストの作品。
下に紹介したのは、
2点出展されていたうちの1枚 《領域》

何とも緻密に描かれた絵です。
観れば観るほど、その描き込み力にため息をもらしました。
ただ、それ以外は、
この作品に描かれている鳩を観て、
「あ、ロート製薬!」
と思ったくらいなものでして… (笑) 。
ところが、
この絵が、一番良かったという方のお話の中で、
・実は、この絵はカニの姿になっている!
・実は、絵の中に 『manabu』 の文字が隠されている!
という事実を知りました。
いやぁ、全っ然気づきませんでした!
やっぱり、絵は誰かと観ると、いろんな発見がありますね♪
ちなみに、僕が選んだ一押しは、三宅信太郎のインスタレーション作品。
《STAR SWEET SHINTARO WARS LIVE PAINTHING 夢工場の逆襲への新たなる挑戦》

最初に観た時は、何がしたい作品なのか、サッパリわかりませんでした(笑)
何かはわかりませんが、
とりあえず、悪ふざけした作品であることは確かだろうと。。。
で、しばらくして、わかりました。
“あ、スターウォーズね…(苦笑)”
やっぱり、悪ふざけです。
スターウォーズだと、わかった瞬間に僕の頭を流れたのは…
決して、本家の方のBGMではないです(笑)
しかし、まぁ、何ともツッコミどころが多すぎて、
どこから片づけていいかわからない作品です。
ライトセーバーが竹刀だし…
ダースベイダーの服に花が飾られてるし…
ルーク・スカイウォーカーの胴体が、変な機械だし…
C3PO、全然似せる気ないし…
何より、背景のごくゆるのイラストの中で、
R2D2だけは、ちょっと上手く描けちゃってたし!
ツッコミ疲れました。
もう一つ、イイと思ったのが、
青山悟さんの 《Ring》 という作品。

この作品を観た時に流れてきたのは、この映画のBGMです。
もう30回くらいは観てるほどの好きな映画です。
ただ、 “ターミネーターっぽいから、良かった♪” というわけではありません。
いや、それも、少しはあるのですけども。
何が良かったのかと言いますと、
実は、この作品、絵ではありません。写真でもありません。
刺繍なのです!
これがバックにプリントされたスカジャンを、着てみたいです。
…まぁ、そんなキャラじゃないのは、薄々感じていますが(笑)