カタフレイ Cedrelopsis grevei
科:プタエロクシラ科
ノート:ベース
抽出部位:樹皮
抽出方法:水蒸気蒸留法
主成分:イシュワラン、α-コパエン、β-コパエン、β-ビサボレン、β-カリオフィレン(=セスキテルペン炭化水素類)
五行:金、土
使用頻度: ★★☆
スキンケア:★★☆
アロマセラピーの業界でも、つい最近登場した精油なのではないかと思います。私は一昨年の暮れから使い始めた精油。
マダガスカルの固有植物である低木の樹皮から抽出された精油です。
香りは土を連想させるような落ち着いたベースノート。ウッディかつハーバルな香りと、クマリン(桜の葉っぱの香り・・・桜餅の香りですね・笑)のようなパウダリーなイメージも感じられます。
どこかで「知っている」と思うような懐かしさを覚える香りです。私は初めてこの香りを嗅いだ時、ゴボウを笹がきにしているときの様子が浮かんできました(笑)
お客さまの評判もとてもよく、特徴的な香りなのに、他の精油とブレンドをしたとき、とてもよく調和します。樹皮だけに、花の香りも葉の香りも良く馴染むのでしょうね。香水のブレンドにベチバーとはちょっと違う雰囲気を出したい時にも良さそうです(ベチバーは多くの香水のベースノートに使われていますからね)。
カタフレイは成分が70数パーセントしかわかっておらず、そのほとんどがセスキテルペン炭化水素類です。その中でも、イシュワランという成分が約25%。このイシュワラン、カタフレイからしかとれない香り成分なのだとか!
この精油の情報が少ないですし、出回っている文献でも私はまだ確認したことがないのですが、セスキテルペン炭化水素の特徴から、鎮静作用、抗炎症作用や、鬱滞除去作用などがあると思われます。
鎮静作用は使用した実感として、かなり高し!
セラピストの私がトリートメントで使用すると、覚醒しているのが困難なことも暫しあり。最近眠れない、または睡眠のお悩みを抱えているというお客さまも、トリートメント中に深い眠りに入る方が多いです。
マダガスカルでは伝統的に解熱や強壮剤として樹皮を煎じたものが使われていたそうで、リウマチの痛みにはかなりの効果があるのだとか。
熱帯のマダガスカルに生育する特性から、熱性の症状に、そして樹皮という部位から抽出されたことを考えると皮膚の熱をもったような症状にいい仕事をしてくれそうな期待がありますね。実際、カタフレイ精油には鎮掻痒作用もあるとのこと。ただし、全ての方に結果が期待できるとは思えませんので、自己責任でお試しくださいませ![]()
ちなみにカタフレイは化粧品メーカーのクラランスが注目をしているハーブのひとつのようですね!
クラランスはカタフレイ樹皮エキスをいくつかの化粧品に使っているようですが、このエキス、角質層の質を高めるとともに、肌が本来持つ保湿機能も高めることがわかっているそうです!熱帯林の生物多様性を保ちつつ、フェアトレードを通じてクラランスのためだけに生産されたカタフレイを使用しているとの事。クラランス、素晴らしい!
なかなかカタフレイの姿を拝むことができませんでしたが、クラランスのHPでイラストを発見しましたので、リンクを張っておきますね~
あくまでも私個人のイメージですが、カタフレイの精油は樹皮から取れた落ち着いた香りです。何かに守られたいという安心感が欲しい時、また、他者との関係性に問題を感じたり、両極の間でバランスをとるためのエネルギーが枯渇してしまったようなとき、力を貸してくれる精油なのではないかと思います。
私の感触では、中間管理職の方、この香り好きなんですよね~。
キーワードは「境界」かな。だから五行は「金」も入れてみました。
浮腫みの症状もいい仕事をしてくれる手ごたえがあります。ただ、冷えが強い時はブレンドを工夫するといいかもしれませんね。
お値段も中間管理職な感じです(笑)
プラナロム社製精油:P-029 カタフレイ 10ml/プラナロム社
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素敵な精油ですが、マダガスカルの自然環境にも思いを寄せて使いたいものです。
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