見えない矢印 | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

一方通行は行き止まり。




先日 の続きです。


陰陽五行講座は、夕方で終了。

高松からTさんも合流。

深夜までぶっ通しで経絡ストレッチ。


みなさん、インストラクターだからね。

さすがに呑みこみが早い。


翌日は、宇和島で経絡ストレッチの体験会。

午前・午後で30人近いのでね。

お三方にサポートしてもらいます。



日付が変わって宇和島到着。

遠っ。


しかも、雪積もってたし。

へえ~、南予も降るんだ~。



翌日は、朝からハード。

経絡ストレッチ体験会(午前) → 施術 → 経絡ストレチ体験会(午後) → 施術。


あっ、もう帰らなきゃ。

飛行機に間に合わない。


って、宇和島の海の幸を味わえず。

真珠の貝柱・・・次回のお楽しみ(笑)



施術させてもらったKさん。

30代の女性。


あわせて体験会にも。

午前の部も、午後の部も。

ご主人とともにご参加。




Kさんね。

リウマチとお付き合いされてます。

もう10年以上。


元看護師さん。

いろいろご存じだからね。

薬は服用されてません。

ご自分の判断で。



フィットネス・インストラクターの川口みどりさん。

宇和島で絶大な人気と信頼を誇ります。

伝統的な瞑想ヨガの先生。


昨年9月の大阪。

経絡ストレッチセミナーを受講頂いてね。

翌週には、宇和島でレッスンに。


スゴクないですか?

その行動力。



経絡ストレッチはね。

関節の可動域や筋肉の拘縮など。

全く気にしません。


取れないポーズがあっても全然OK。

イメージでカラダを導くだけだから。



ゆるまなかったら、それでよし。


「いまは、まだ、ゆるまない。」


という選択をされただけ。



良いも悪いもありません。



私が必死になってね。


「ゆるませる」


のはおかしいでしょ。



「~させる」


使役動詞はバレますよ(笑)

カラダに。




Kさんね。

リウマチで腕が強張ってるでしょ。

肘が自然に曲がってしまいます。


夜もね。

手の甲を床につけて眠れないんです。



それがみどりさんの経絡ストレッチを受けてね。

手をつけて眠れるようになったんですって。


それから、熱心にセルフでも続けられてね。

徐々にカラダがゆるむのを実感。

関節の可動域も広くなって。



この話はね。

Kさんご本人からではなくね。

インストラクターのみどりさんから。


みどりさんね。

逐一、Kさんの変化をレポート。

喜びをシェアしてくれました。



相手の喜びを自分の喜びとする。



これね。

簡単に云うけどね。

なかなかできませんよ。


これができるからね。

みどりさんは、セミナーを1回受講しただけでね。

経絡ストレッチが指導できるんです。


つまり、相手のことを自分のことに思える。


自他の境界線がない証拠。



意識の世界でね。


「融け合う」


わけです。



ただ、ここで注意を。


同じように相手のために尽くされる方でもね。


「使命感」


でやっておられる場合があります。



「人のために尽くすべきだ。」


良いことをしている自分にね。

自信が持てる。


逆にそうしないとね。

サボっている。

人生を無駄遣いしている。


そう思えちゃう。


自分に自信がないからね。

その「使命」で補強しようとする。



以前の私です。

いまも・・・まだあるかな(笑)

かなり薄れたけどね。



脈ナビでもわかります。

「使命」って重いんです。

相手の脈が荒れたり、消えかけたり。


経絡ストレッチでサポートしてもね。

相手のカラダがゆるみません。


使命感が強い方ほどね。

相手がゆるむのを待てずにね。

押しちゃうんです。


当然、融けませんよね。



良いも悪いもありませんよ。

ただ、カラダにそういう反応が生じる。



みどりさんはね。

ほんとに嬉しいんです。


「使命」


ではなく、


「それが喜びだから」


されてるんです。


どちらに頼みたいですか?



参加者のみなさんのね。

みどりさんへの接し方を拝見するとね。

ヒシヒシと伝わってきます。


ここですよね、原点は。

こちらこそ、学ばせてもらいました。




で、その経絡ストレッチの私がね。

大阪から来るって聴かれてね。

Kさん、すべて申し込まれたんです。


体験会午前、午後。

合間の施術も。

ご主人も一緒に。



話してわかりました。

Kさんね。

元々、とても開放的な方。


五行で云えば、「ぱぁーっ」の「火」。

周囲を照らす太陽みたいな方。



ご主人は対照的。

寡黙で温和な「水」。


Kさんは、「火」だからね。

きっと波があるはず。


調子のイイ時とそうでない時。

実際、一時期、ひきこもっておられたみたい。



ご主人ね。

決して、Kさんの前に出られない。

逆亭主関白。


けど、それはおとなしいんじゃなくてね。

限りない深い愛に満ちているなと。



きっとKさんが落ち込んでいる時はね。

何も云わず、寄り添ってくれるんだろな。


Kさんのすべてを受け容れられないとね。

できないよね。



Kさんと一緒におられてもね。

先々の動きを予測されてね。

さりげなくサポートされてます。


なかなかできませんよ。

あまりにも露骨だとね。


「介助されてます」


って、Kさんが思っちゃうから。

引け目と劣等感。


ただでさえ、カラダがつらいのにね。

それは、さらにつらいよね。



Kさんがご自身でできることはね。

ギリギリまで手を出されません。

「待て」ないとムリだよね。


その間もね。

常に意識がKさんに。

でも、「重く」ない。


これこそ、ホスピタリティー。

愛ですね。




「人を観る」ってね。

ご本人だけ観ても十分でない時が。


その方にとって大きな存在。

その方との関係。

意識の在り方。


Kさんにとってはね。

もちろん、ご主人。



「素晴らしいご主人ですね。」


「・・・ほんとに。」



Kさん、言葉に詰まってね。

で、出てきた言葉が。



「こんな私と結婚してくれて、ありがとう。」



施術中ですよ。

手も止まります。



「ほんとに・・・こんな私と。」



Kさんの心からあふれるものがね。

一気に広がって場を包みます。


はい、施術ストッープ。


もう涙腺も前立腺もユルユルでね。

一緒に泣いてしまいたい私。


けど、冷静に観る私。

二人が同居。



ただ、ご主人がね。

ちょっと困った様子。

寂しそうな苦笑い。


はい、ここは冷静な私に(笑)



「Kさん、東洋のモノの観方にね・・・。」



ってことで、いつものこれ。

五行の相生・相剋の関係。





これを観るとね。

相生って、時計回り。

相剋は、一個飛びの星型。


って思うでしょ。


私もずっとそう思ってました。

鍼灸学校時代からね。



で、よくよく考えるとね。

なぜ、「相」生、「相」剋、なんだろう?


「相」ってことは、一方通行じゃないよね。



相剋で云うとね。

Kさんは、「火」。

ご主人は、「水」。


「水剋火」


「水」は、「火」が炎上しないように抑制する。


けど、それだけ?



陰陽法則の5番目。


「陰中に陽あり。陽中に陰あり。」


陰陽の中にもさらに陰陽がある。



「水」と「火」の関係にもね。

陰陽があるならね。

一方通行はあり得ません。



「火」から観たらね。

「水」は剋される相手。

これを「官鬼(かんき)」と云います。


自分を制御する官(役人)や鬼みたいなものだと。

二千年前の中国人の例えですから(笑)



「水」から観るとね。

「火」は剋する相手。

これを「妻財(さいざい)」と云います。


自分を助ける妻や財産みたいなものだと。


火の暑熱と水の寒冷が適温をつくります。

どちらかでなく、どちらも。

そのおかげで生命が営まれます。



見えないけどね。

あるんですよ。

逆向きの矢印が。






ほら、これでほんとに「相生」「相剋」。


「相い生み」、「相い剋する」関係。



「火」にとってはね。

自分の行き過ぎを冷静になだめてくれる頼れる存在。


けど、「水」にとってもね。

自分にはない華やかさ、情熱を与えてくれる存在。


Kさんとご主人。

そのものでしょ。



いつもKさんに寄り添い、包容してくれるご主人。


けど、ご主人にとってもね。

そうしたくなる相手がいる。

幸せですよね。



「・・・って観ることもできますよ。」



あっ、ご主人、うなずいてる(笑)

ニコッと優しい笑顔。

ヨシッ。



Kさんは、咀嚼されてますね。

どうぞ、ご自分のペースで。



Kさんご夫婦とのひと時。

私にとっても大きな学び。



五行の相生、相剋。

見えない矢印はね。


ココロで


「観る」


んですね。



世界が優しく見えません?

そういうの、好きです(笑)


陰陽五行はね。


「観方」


なんです。


この世をより楽しむための。




いや~、宇和島に呼んでもらえてね。

ほんとよかったです。


だって、拍手までもらったんですよ。



宇和島ゆるキャラ「モーニ君」Tシャツ。


誰も知らなかったら、どうしようなんて。

ビビってたのに(笑)


わざわざ商工会議所に電話してね。

ムリヤリ送ってもらった甲斐がありました(笑)


みなさん、郷土愛が深いですね。



しかし、ゆるキャラTシャツもね。

そろそろ考えないとな~。


各地に行くたびにこれじゃあね。

販売されてないキャラも結構あるし。




さて、私はこの課題にどう対処したか?


大阪人の血が騒ぎます。




では、今宵はこのあたりで。