孔明先生ご自身の
文霊&言霊をベースに熱く物語る
浪漫派三国志諸葛武侯伝
前回は 第二十二話 にございました。
━─━─二十三話━─━─━─
劉琦さんは孔明先生の助言に従い
荊州を去って身の安全を確保しましたが
それから間もなく
荊州太守の劉表がこの世から去ってしまいました。
後を継いだのは弟の劉琮(りゅうそう)でした。
が、劉琮は兄上を差し置いて家督を継いだのに
蔡瑁の勧めで曹操軍に戦わずして降伏。
曹操軍に荊州を明け渡すために
家督を継いだのかと思われる行動でしたが
玄徳殿にこの報は伝えられておらず
気付いた時には
曹操軍はもうそこまで迫っていました。
驚いた玄徳軍は
慌てて南へ向かって
逃走せざるを得ませんでしたが
劉琮の居る襄陽を通過した時
孔明先生は
今、劉琮を討てば荊州は簡単に
手に入りますぞ!
と進言。
(。・ω・)ノ賛成

お世話になった劉表殿のいない今
荊州をアッサリ曹操に明け渡した
劉琮に何の恩義もないし
ここで荊州を手に入れ
足掛かりとして
曹操に対抗しましょう!
天下三分の計も
荊州があってこそ、なので
願ってもないチャンスです。
一同、心から
思いっきり賛成しました。
が


玄徳殿はどこまで仁徳のお方なのか
恩義ある劉表殿のご子息を討つのは
私には忍びない……
千載一遇の好機を
みすみす手放してしまったのです。
それでも、せめて挨拶だけでも、と
玄徳殿は劉琮に会見を求めましたが
劉琮は恐れをなして
(((゜д゜;)))身動き一つ取れない有様。
そんな主君の様子を見てしまった
劉琮の臣下は
(-。-;)やってらんね~
何こいつ!と見限って、次々と玄徳殿のもとへ。
更には、十万余りもの民百姓が
・°・(ノД`)・°・玄徳さまぁ儂らも一緒に!
着いて来なさいと言われていないのに
平和が保証された荊州を後にして
この先、どうなるか解らない玄徳殿と
命運を共にすることを選んだのです。
ここから先はまさに前途多難。
ではありましたが
それでも曹操軍を恐れない
命を懸けた戦いが繰り広げられるのです。
ということで
今回の本編は一応、ここまで、ですが
■□■□■孔明先生は出て来ないけど
伝えずにはいられない
子龍殿の活躍□■□■□
全身肝っ玉の子龍殿は
怪我で動けなくなった簡雍(かんよう)殿を助け
甘夫人を救いだし
曹操軍の捕虜となって護送されていた糜竺(びじく)殿を救出
そして
玄徳殿のご子息
阿斗坊やを救出するという
それはそれは見事な活躍を見せます。
敵でありながらも
天晴な戦いぶりに曹操さんも
「家臣に加えたい!」
人材コレクター魂に火が付き
何とかして生け捕りにしようとしましたが
子龍殿は阿斗を抱きながら囲みを破ると
張飛殿の待つ橋まで辿り着きました。
ここから先は俺に任せろ!
*張飛殿の活躍は紙面上の都合により
今回は、割愛させていただきまするm(__)m
こうして血まみれになりながら
阿斗坊やを護りぬいた子龍殿。
玄徳殿は流れ出る血液で
瞼が開かなくなりかけている
満身創痍の子龍殿と
その子龍殿にまもられて
すやすや
寝息を立てている阿斗坊やを見比べると
つい、やっちゃいました!
こいつ(阿斗)のせいで
子龍を失うところだったわ!
子龍殿は玄徳殿の言葉に
血の混じった涙を流しながらいいました。
「たとえ肝脳、血にまみれようとも
玄徳様の恩義に報います」と。
■□■□■子龍殿・特別編ここまで□■□■□
危難を乗り越える度
絆を深め強くなっていく
玄徳軍はこの後
劉琦殿の援軍も加わり
九死に一生を得ましたが
そんな玄徳殿のもとに
新たな来訪者が。
果たして敵か、味方か?
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それではまた明晩お会いいたしませう!
玄子
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