二人の子の物語 | 夕空菜月の虹色オアシス

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美術鑑賞、読書が趣味です。
絵を描くこと、詩や文章を書くこと
写真を撮ることを楽しんでいます。


 

今日は、先日書きました物語風の文章を紹介します。


二人の子の物語

わたしのハートの中に、光の子と影の子がいます。
わたしが楽しい時、嬉しい時、
光の子は輝きます。
私が悲しい時、不安な時
光の子は小さくなり
影の子が大きくなります

どうしても光の子だけ可愛がりたくなります
いつしか、影の子を扉の向こうに閉じ込めてしまいました。
もう悲しくならないように、もう不安にならないように
影の子は寂しく感じるようになりました
影の子は何度も何度も扉をたたき続けます
わたしは、しばらくは聞こえないふりができていましたが
扉をたたく音がますます大きくなってきました
もう聞こえないないふりはできません
影の子は大きく育っていたのです
光の子もまた大きく育っていました

光の子がわたしに言いました。
「もうそろそろ出してあげよう。光の子と影の子は双子だから
 やっぱり一緒にいたほうがいい」
「うん、そうだね、そう思う。」
わたしは観念したようにそう言って、扉を開けました。
「やっと息ができたよ」
影の子がいいました。
「ずっと、苦しかったんだ・・・」
影の子がそう言うと、わたしは涙しました。
そして、言いました。
「ごめんね。」
影の子は許してくれました。
わたしは影の子を抱きしめ、光の子を抱きしめ
二人の子は仲良く手をつなぎました

そして今、私のハートの中で仲良く暮らしています
光の子は影の子に光を与え、
影の子は光の子に力を与えてくれます
この双子はわたしに、生命力や創造する力を与えてくれます
そして、この双子はわたしそのものです


最後のほうは、こうなったらいいなあと思って書きましたが、
「ずっと苦しかったんだ・・・」というセリフを書いて
本当に涙しました。 
物語を書くことって、セラピーになるのかもと思いました。
読んでいただき、ありがとうございました。